#このラジオがヤバい 的なやつ〜ハライチのターン4月18日坂下千里子生誕祭〜
「今週のチリちゃんニュース!」と岩井さんが叫んで始まった今週のハライチのターン。
普段であれば「今週のネコちゃんニュース!」と叫び、ネコちゃんに関する小さいニュースを紹介するのだが、4月19日は岩井さんの敬愛する坂下千里子さんの誕生日とのこと。
坂下さんに「岩井くんはそのままでいいよ」とそのとんがっている芸風を肯定されたのが非常に嬉しかったといいます。
その芸風を貫くことで岩井さんは「ゴットタン」をはじめ、多くの番組で活躍することとなりました。
それにしても坂下千里子さんの名前久々に聞きましたね。
昔いいともにでてたな~って思い出しました。
番組内では坂下さんから100点の音声メッセージ(澤部さん曰く)も届けられていましたのでぜひ聴いていただければと思います。
坂下さんの件もひと段落し、コーナーへ。
「腐ったみかんがひとつあると全部がだめになる」という岩井さんの鶴の一声で、ひとつのコーナーがなくなる事態となりました。さっきまであれだけ坂下さんのことについて熱く語っていた人とは思えない冷たさです。。
コーナーが短命でバシバシ切り捨てられていくのもこの番組の特徴です。
澤部さんのトークはおなかがゆるい話でした。
奥さんの友達が家に来ているのに「本気ブリブリ音」をたてるわけにはいかないという葛藤と戦い、なんとかやり過ごそうとしていたとのこと。
「クレヨンしんちゃんじゃねえか」という岩井さんのつっこみが面白かったですね。
そんな岩井さんのトークは、休日に役所に行ったり、母親と一緒に過ごしたりしたプライベートの話。仲が良さそうな親子の様子が話されるかと思いきや、岩井さんのひねくれた刃が牙をむきます。役所に行ったときの職員の目線や、ラーメン屋でサインを求めれたときに、思うことがあったようです。「いや、それはさ・・」と澤部さんも戸惑っていましたが、確かになと同意してしまう点や思わず笑ってしまうことも多いからこそ、岩井さんはただの屁理屈ひねくれ人間ではないと思い知らされます。
母親と過ごした日常をこんなに面白くシニカルに話せる人は売れるでしょう。
オードリー若林さんのラジオでの初期の話がこの雰囲気に近かったように思います。
若林さんはエッセイでも、ものごとをうがった目で見るのをやめたと書いており、相方のプロポーズでは本人よりも号泣する人になりました。それはそれでいいと思うのですが、岩井さんにはいつまでもとんがっていてほしいと思います。
今週もプライベートな話を中心にお送りしたハライチのターン。
澤部さんの平和でどこか悲しみも感じる話と岩井さんの性格が醸し出す捻じ曲がった話がちょうどいいバランスで非常に聴きやすいですね。
4月25日(木)までradikoのタイムフリーで聴くことができますのでぜひ!