#このラジオがヤバい 的なやつ〜追悼 革命家 故・金子学を偲んで うしろシティ星のギガボディ〜
この一週間、ラジオリスナーを大いに楽しませてくれたうしろシティの金子学さん。5月8日のうしろシティ星のギガボディでは、彼が革命家として戦いを挑み、そして死に至るまでの軌跡を語ってくれました。
金子は立ち直れたのでしょうか…あの地獄から… https://t.co/ul29V49DPu
— 山里 亮太 (@YAMA414) 2019年5月8日
冒頭、世間では10連休が終わったという話題から自分は5月病だと話した金子さん。その理由は彼が革命を“起こそうとした”4月30日放送の「アルコ&ピースD.C.GARAGE」にあるといいます。
アルピーの二人にスタジオに呼び込まれた自称革命家は第一声からすべってしまったのです。
本人曰く「令和初すべり」です。
その後は何をやっても上手くいかず、後輩のアルピーの酒井さんやハライチの岩井さんに「喋るな」といわれる始末。
本人もどうしたらいいかわからなくなってしまったとのこと。
金「オレはボールなんだよ。アルピーとハライチがオレを蹴りあっていたんだ」。
金子さんの悲痛な叫びがスタジオに響きます。
対する相方の阿諏訪さん。
正直、僕はこちらの方が気になりました。なぜスタジオに来なかったのか、一体何をしていたのか。金子さん以上にやばいのは阿諏訪さんなのではと思っていました。
阿「オレもあの放送聴いてたんだよ。いや~金子史上、一番笑ったね。」
なんという呑気。この後相方が亡くなってしまうというのに。。
しかし、その後、事態は急変します。
阿「ハライチが入ってきたとき、全身からバーって汗が出てきたね。オレだけじゃんいないのって」
金「ハハハ。そうか確かに」
阿「ハライチは来ないって言ってたじゃん。だからどうしようと思って。今から行けばギリギリ間に合うけどとりあえず連絡待った方がいいかなって思ったけど来ないのよ!」
彼はこのとき、翌日のキャンプの準備をしていたそう。呑気ですね。
結局、連絡は来ないまま、そのまま番組は終了。
これで安心したのか続いて放送された「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら寝てしまったようです。
次の日、大好きなキャンプに行くために家を出発した阿諏訪さん。Twitterをみると「なんだかざらついた感じがした」とのこと。
なんと相方の金子さんが本来出る予定ではない爆笑問題カーボーイにアルピー、ハライチとともに出演していたのです。
これがバイきんぐの西村さんや三四郎の相田さんであれば「まあいいか」となっていたかもしれません。しかし、阿諏訪さんはキャンプに行った記憶がなくなるほどの後悔と虚無感を覚えたといいます。
そしてなぜか金子さんを擁護する阿諏訪さん。
金「もうオレは全然だめだったよ」
阿「そんなことない。お前は立派だったよ。オレなんて戦ってすらねえんだぜ。お前を助けたかったよ。」と戦いに参加せず、相方に犬死にをさせてしまった自分を卑下し続けます。
本来であれば、金子さんがアルピーとハライチに返り討ちにされたという笑い話で終わるのですが、この話にはもうひとつの革命がありました。
それは、ハライチの岩井さんが隠し持っていた韓国人のパクさんとの恋の話(金子さんが一方的に狙っているだけ)。金子さんが「ラブレボリューション」と話した革命です。
これさえなければボコボコにされてはいたけれど“裏で金子が手を引いている感“は残っていたはず。
しかし、このラブレボリューション(というか普通に女性を狙っている話)が全てを操っているはずの金子さんが、実は岩井さんにコントロールされているだけだったというすこぶる間抜けな事実に変えてしまったのです。
この放送をもって革命家金子学は亡くなってしまいました。
こんなにも複数の番組と複数の話題が複雑に絡み合って時系列もばらばらなラジオなんてありえません。
それを仕掛けたのがほかでもない金子さんです。この日の放送では40分近く、CMなしで熱く語り続けていました。
彼の生き様は新しい時代がこれから進んでも、平成最後にして令和初の革命家として伝説に残るでしょう。
僕はこれからもその足跡を辿っていきたいと思います。
- アーティスト: Dragon Ash,降谷建志,ACO,ZEEBRA
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1999/07/23
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 61回
- この商品を含むブログ (115件) を見る
金子さんが自身の死について語ったうしろシティ星のギガボディは5月15日(水)までradikoのタイムフリーで聴けますので是非!
2019年5月8日(水)24:00~25:00 | うしろシティ 星のギガボディ | TBSラジオ | radiko.jp