メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

#このラジオがヤバい 的なやつ〜憧れの伊集院光と佐久間とラジオと 佐久間宣行のオールナイトニッポン0 5月15日放送〜

DJ松永さんが童貞を拗らせ、番組で振られても自分が童貞であるということは言いたくないし、嘘もつきたくないという結構だるめのゾーンに入りました

 

先日の「creepy nutsオールナイトニッポン0」では、その事実に嘆き、苦しんでいる様子が見受けられ、最終的には「佐久間さんに相談しよう」とつい一ヶ月前まではバチバチだった自分よりも一回り以上上のおじさんに意見を仰ぐことに。

佐久間さんとはテレビ東京の現役局員であるにもかかわらず、ニッポン放送の看板番組「オールナイトニッポン0」のレギュラーを4月から務めることとなった全会社員の星であり、ラジオ大好きおじさんのことです

まあゴットタンのプロデューサーですから普通のサラリーマンではないんですが。

 

先日、日比谷公園で行われたラジオパークでアツすぎるラジオトークから急激に仲が良くなった松永さんのために、なにかできないことはないかと「佐久間宣之のオールナイトニッポン0」で語っていました。

creepy nutsと佐久間宣行のトークショー inラジオパーク 4月28日(日) - メトリブダイアリー

 

佐「昨日のクリーピーのラジオ聴きましたよ。会議の途中も松永のためにできることないかなって考えてたんだけどさ笑」と松永さんの悩みに対し、3つの方法を提案します。

佐「まず一つはまあオレ童貞なんですけどってさらっと言ってから妄想のトークに入るっていう南海の山ちゃんが得意とするパターンね。妄想トークで相手をひきつけて最初の童貞っていうのに触れさせない

佐「二つ目はオレHIPHOP界でアイドル的存在だから恋愛の話NGなんですよっていうパターン」

佐「三つ目はコレが一番あってると思うんだけど、あいつらHIPHOPニュースやってるじゃん。だからHIPHOP界では~って話し始めて、本人のことは触れさせないってパターンね」

佐「ガチアドバイス。ガハハハハ」

 

流石だわ。会社員の星とか言ってすいません。僕とあなたが同じラインだとほんの少しでも錯覚した自分を殺したいです。やっぱりいろんな芸能人と渡り合ってきたその経験値は僕らみたいな底辺サラリーマンには一生かけても身につかない。ポケモンで言ったら毎回ジムリーダーと戦ってるみたいなもんですよね。僕らが虫取り少年と戦っている間に

 

でも3番目の話をしてもフットボールアワーの後藤さんとかだと「松永はどうなん?」って普通に言ってきそうですけど。。

そう考えると1番が意外といいかもしれません。最初に「童貞なんですけど」って言うのではなく、「俺女性と付き合ったことないんで分からないんですけど」って始めてたほうがまだ核心も避けることができるからいいのかなと。あんまり変わらないかな。。

 

と、松永さんへのガチアドバイスを行った佐久間さんのこの日のメインはなんといっても憧れの人伊集院光さんとの17年ぶりの対面

中学時代からラジオを聴き始めた佐久間さんが最初にハマった番組が「伊集院光オールナイトニッポン」なんです。

そんな伊集院さんとはTBSラジオ「伊集院光とラジオと」で共演し、この日の放送では学生時代の想い出から初共演(裏方と演者なので共演ではないですがめんどくさいので共演と書きます)、17年ぶりの共演までのいきさつ、緊張のトーク場面などかなり熱をこめて話していました。

 

最もアツかったのは二人が初めて番組を作った時の話ですかね。

当時3年目、最年少で企画が通った佐久間さん(この頃から天才かよ)は初番組で憧れの伊集院さんをキャスティングします。

しかし、結果は半年で打ち切りとなり、打ち上げで伊集院さんから慰められ「ボロボロ泣いた」という佐久間さん。

 

青春だなこれは。アオハルかよ。

 

仕事で悔しくて泣くことなんてないですよ

もちろんただ打ち切りが悔しいだけじゃなくて、憧れの伊集院さんとやっと番組ができたのに、どうしようもできなかった悔しさ、あとは伊集院さんの優しさにこみ上げてきたものもあるでしょう。

普通のサラリーマンが経験できないようなポケモンで言うと四天王レベルの経験値を26歳の佐久間さんは獲得したはず

この経験があるから今があるんだなとベタなことを思ってしまいます。

 

ただ、この時の申し訳なさから伊集院さんと一緒に仕事をすることを避け、この日が17年ぶりの共演となったようですね。

前の日とか寝られなかったみたいですがそりゃあそう。

学生時代の憧れとか初共演時の申し訳なさとかを考えると、緊張とか興奮とかいろんな感情で訳分からなくなってしまうでしょう。

 

本番・・僕も聴きました。オールナイトの佐久間さんではなかったですね。かといって少年佐久間でもない。あの初共演から見違えるほど立派になった「絶対的プロデューサー佐久間宣之として若干の緊張感を纏った声が伝わってきました。

佐「アンケートをびっしり書いたんだけどさ、全然使われないの。ハハハ。普通にお笑いのアツい話しててさ。でも要所要所で自然にアンケートに戻って話したり」

とオールナイトの佐久間さんは伊集院さんとの話した内容を豪快にそしてとても嬉しそうに語っていました。

 

伊集院さんへの憧れや初共演時の想い出、そしてアツいお笑い論議(というか深すぎてついていけなかったくらい)まで語り合った「伊集院光とラジオと」はぜひ聴いてほしいです。5月21日(火)までです。その後日談を語った「佐久間宣之のオールナイトニッポン0」は5月22日(水)まで。

 

またひとつ夢が叶った佐久間さん。一般人ではこんな人生は歩めないけど、おじさんになってもやりたいことをやるっていう姿勢は見習いたいですね。

このおじさんが次はどんな夢を叶えるのか、どんなことをやるのかを楽しみに聴いていくのがこのラジオの楽しみ方のひとつです。

 

ラジオにもほどがある (小学館文庫)

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