メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

#このラジオがヤバい 的なやつ〜結婚できない男アンガールズ田中の有能さ オードリーのオールナイトニッポン 7月27日放送〜

春日さんは40歳になり、結婚して、むつみ荘を引っ越してもまだ体力系の仕事をしています。

今週は重量挙げの大会があり、春日さんはお休みをしたオードリーのオールナイトニッポン。オープニングトークは、若林さんが一人で務めていましたが、開始してすぐ、春日さんに電話をかける流れに。

若「あ、もしもし」

春「どうもどうも。土曜の夜カスミンです」

若「あれ?寝てないんだ。今なにしてるの?」

春「まあちょっとこうこの地域の偵察にね」

と、前乗りなどで地方に赴くと春日さんはほぼ必ず、コンビニでエロ本を立ち読みしています。

ラジオで話を聞くと、若林さんも「早く寝ろよ」と毎回言っていますが、春日さんも毎回「偵察をしないとだから」と謎の言い訳で返し、結局3時くらいまで寝ないという流れになっています。

 

この日のオープニングトークでは春日さんの前ではプライドが邪魔をして話せなかったであろう合コンに行った話をした若林さん。28歳の千鳥と霜降り明星好きの"女"との爆笑トークを繰り広げ、その後再び春日さんに電話をかけていました。

合コンに行った話はどうでもいいのですが、電話のやり取りが両方とも秀逸。

状況としては両方とも春日さんに今話題の“直”で電話をかけていることになります。そのため、若林さんも「大丈夫なの?」と確認するように話します。すると、春日さんが「それはまあ事務所を通して」と話しますがここで得意のガチャ切り。

これがオードリー流の時事の切り方なのかなと。

直接的に話題にするのではなく、相方同士のじゃれあいの中でその事件の香りを匂わすように触れていくのがなんだか本当に彼ららしいし、どこかオシャレささえ感じてしまう一連の流れでした。

 

しかし、この日のメインはゲストのアンガールズ田中さん。

南海キャンディーズ山里さんが結婚してしまった今、「高身長、高収入、高学歴の3高」として注目を集めているらしいです。ただ、近くで見ていた若林さんからすると2人は全然違うらしく、

若「田中さんは全然山ちゃんと違うからね」

田「なんでよそんなことないよ〜」

若「山ちゃんは女優さんとかモデルさんとかから飲みたいって声がかかってたりしててでもストイックだからそういう誘いも断ってたんだよ。田中さんそんなのないでしょ?」

田「うん、ないね。てか山ちゃんの周りそんな感じになってたの?最近音沙汰ないと思ってたんだよ〜」

山ちゃんはここぞという時にしっかりものにする力はあるのだと若林さんは言います。

田中さんもモテるんでしょうよ。なぜならこの日の放送で意外と武闘派な面を見せてくれたから。あれだけ自分に自信がある人はモテると思います。若林さんとちょっと言い合いになったら「お前なんかすぐにボコボコだからな」などと挑発していましたし。

 

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最近の田中さんの印象はゴットタンやアメトーーク!、更には日曜チャップリンなどでお笑いをものすごい熱量でかつ、正確に分析をするという理論派お笑い芸人というイメージを持ちます。

同じ事務所であるAマッソへのお笑い講義は一本筋が通っていて、彼女らに何を言われてもブレない揺るぎないアドバイスをしていました。不覚にもかっこよーと思ってしまったくらいです。


アンガールズ田中、Aマッソにテレビで売れる方法を講義1/3

3/3がカッコいいこと言ってるから見るべし!

 

そんな後輩にも優しい理論派お笑い芸人田中さんはこの日、若林さんにCM前、必ず何かしらの液体をかけられていました。理論派の人が絶対に好まないお笑いです。

田「なんなのキャップかけって〜」「ちょっと何してんのよ〜」「春日と同じようなことすんなよ〜」「こんな低俗なお笑いまだやってんの〜」

この下りはめちゃくちゃ面白かったですね。

 

この日のゲストが田中さんと聞いた時から2人の結婚に関する話は間違いなくすると思いましたが、流石にもう少しお笑いの真面目な話もするんでしょうという思いもあり、最後に田中さんのア◯ルにペットボトルを突き刺すという死ぬほどくだらない結末を迎えた時はなんとも言えないカタルシスを感じてしまいました。

もう40歳超えて何やってるんだろうかと一人爆笑する午前3時。この人たちが結婚しようがしまいが、お笑いに対してどう思っていようがとかどうでもいいやと、この日のそれまでの会話が全て上書きされたような瞬間でした。

 

まさしくTHE深夜ラジオたる放送で一瞬にしてこの幸福な2時間が経過していました。