オードリーのオールナイトニッポン 〜最高にトゥースな一年でした 12月28日放送〜
2019年最後の放送となったこの日、開始1分程度で「今日は録音ですけどね」と過去最速かつ過去最高にさらっと録音放送とバラす若林さん。
今年はオードリーにとってもリスナーにとっても色々ありすぎた一年で、もう少し他の年に散らせなかったのかなと思ってしまうほどです。。
このあと深夜1時からは【オードリーのオールナイトニッポン】。
— オードリーのオールナイトニッポン (@annkw5tyb) 2019年12月28日
2019年は色々あったオードリーによる、今年最後の放送です。
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その中でも特に2人が話題にしたのはやはり、春日さんのフライデー事件でした。
未だにこんなに色濃くいじっているのは他でもない相方の若林さんで、この事件が起こった時、「周りが冷めていっても未来永劫いじっていく」と宣言していましたが今のところ、見事に有言実行です。
春日さんは当時、周りから散々ボロクソに言われ、若林さんの家にいって泣きながらの謝罪、クミさんにはスーツを着て謝罪をしていたのですが半年以上経過した今、なんと「中野のキャバクラニューコサージュにまた行きたい」と話しているようです。
春「それはさ、本部長に挨拶したいからさ」
若「だったら挨拶して帰れば良いってなるじゃん」
春「まぁそれはマナーがあるから」
若「もうさ、はっきりとエロい女と話したいって言えよ」
春「ハハハハハ。話したい」
若「それは月一くらい?」
春「月一とは言わない。3ヶ月に一回くらい。季節を感じたい」
若「エロい女と話して?」
春「そうだね。ちょっと薄着になったりしてね」
これまで諸悪の根源中川パラダイスと一緒に、多くの女遊びをしてきた30代が終わった"いよいよ40代"ですが、来年も悪い意味で世間を騒がせないように願いたいです。
続いては、先日開催されたM-1の話へ。
春日さんが出場者の中で一番と話したのは、見事3位に輝いたぺこぱ。「ありゃ驚れぇた」と語り、「その手があったか」と感嘆の声をあげていました。
対する若林さんもすごかったと話したのはぺこぱでした。
若「決勝の決勝のぺこぱの真ん中あたりから爆笑してもう泣いてたんだよね」
といつものようにお笑いナルシストの部分出てるな〜と思いましたが、その心は僕たちにも刺さる内容だったと思います。
若林さん曰く、多様性を認める今の時代とツッコミは相性が悪いと。それは本来、ツッコミとは、相手に指摘や否定をすることだから。ツッコミがまぁそういうこともあるよねとなってしまっては面白い漫才にはなりづらいでしょう。
そこへきて、ぺこぱのツッコミは一回ツッコミかけるのですが、その後飲み込んで最終的には相手の行為を認めてしまうのが大きな特徴であり、一つの発明でもあります。
それを感じた若林さんは、「めちゃめちゃ優しい人なんだなって思ってボロボロ泣いちゃって」と話していました。
さて、
— 松陰寺太勇のキザッター【ぺこぱ】 (@shoinjitaiyu) 2019年12月22日
時を戻しに行ってくる。
どうもファリガトウ。
ピューウ♪
最高のロンリネスをファリガトウ。
— 松陰寺太勇のキザッター【ぺこぱ】 (@shoinjitaiyu) 2019年12月22日
もう時は戻さない、とも言い切れない。
ピューウ♪#M1グランプリ pic.twitter.com/SFEIbO13Ag
さらには二位に輝いたかまいたちには、ネタ中ではマイノリティであるはずの山内さんが正論に立ち向かっていく姿にマイノリティでも多数派に屈するな!というメッセージを感じ、こちらもボロボロ泣いてしまった模様です。
両者とも今の時代とラジオリスナーのようなマイノリティに響く漫才だったのです。
憧れ続けたM-1グランプリ。
— かまいたち濱家 (@hamaitachi) 2019年12月23日
全て出しきれました。
長い間、かまいたちのM-1グランプリ優勝を信じて応援してきてくれた皆さん、すいませんでした。
まだまだ精進して、漫才で恩返ししていきます!
ミルクボーイ本当におめでとう!
めちゃくちゃ面白かった!
皆さん、本当にありがとうございました! pic.twitter.com/8Xevtd12co
M-1を観て感動して泣いてしまったと話す芸人は何人かいましたが、それは一緒に戦った仲間がとかこれが売れる瞬間だと思ってとかポジティブな理由ばかりで、若林さんがネガティブとは言いませんが、どうしてもこの話の背後にどす黒い闇みたいなものが見えてしまいます。
真面目でお笑いが死ぬほど好きな若林さんらしいというか、やっぱりお笑いナルシスト若林さんにしかできない論評だなと思いました。
ナタリーさん、いつもありがとうございますー🙆♂️✨ https://t.co/N9YjZO1Q4A
— かまいたち濱家 (@hamaitachi) 2019年12月25日
怪物同期と。
— かまいたち濱家 (@hamaitachi) 2019年12月26日
楽しかった。
色々話しできました。#和牛水田#かまいたち濱家 pic.twitter.com/8AsCrRWUEM
若林さん自身で話していましたが、若林さんが担当している番組はなぜか多様性を認める番組が多いようです。そんな人がこうしてぺこぱやかまいたちの"マイノリティと多様性認める漫才"で涙を流すというのは必然でしょう。
このラジオを聴いているリスナーも周りから見れば確実にマイノリティだし、若林さんの言葉に救われたとか言っているイタいファンもそう。
でもそんなイタいマイノリティを武道館に1万人以上集めて内輪ノリを楽しんだ今年は最高にトゥースな一年だったのではないかと思います。
個人的には上京してから何度も覗きに行ったむつみ荘で、過去の思い出話を二人で話しながら、時折「あーこの話知ってる」と一人でニヤニヤしながら聴いていたさよならむつみ荘の回が一番トゥースでした。
2時間むつみ荘のエピソードトークをこれでもかと詰め込んだ二人がめちゃめちゃにカッコ良かったですね。
イタいファンでよかったと思えた瞬間でした。
来年はそんなにトピックスなくていいので(今年は疲れたので)、普通の放送を普通にお送りしていただき、ちっちゃくちっちゃくこじんまりと続けていただければと個人的には思っています。
【オードリーのオールナイトニッポン】年内最後の放送、お聴きいただきありがとうございました。
— オードリーのオールナイトニッポン (@annkw5tyb) 2019年12月28日
写真はビニールシートに乗って引っ張られる春日さんと、ファイヤーボールを投げられるポッターさんです。
《radikoタイムフリー》https://t.co/SzNYDEqbu4#annkw pic.twitter.com/hhYlkX0o7U