山里亮太の不毛な議論 〜汚いヘリコプター、赤坂へ 1月1日放送〜
「あけましておめでとうございまーす」
「オードリー若林でーす」
と、歩きながら声を発し、いつものニッポン放送のブーストとは異なるTBSのブースに現れたオードリーの若林さん。
昨年11月に行われた伝説のライブ「さよならたりないふたり」で相方を務めた南海キャンディーズ山里さんのラジオに出演するために有楽町のエースがそのライバルである赤坂に乗り込んだのです。
このあと深夜0時から
— 宮嵜 守史 (@miyazakimori) 2020年1月1日
TBSラジオ
「うしろシティ星のギガボディ」
#星のギガボディ
そのあと深夜1時から
TBSラジオ水曜JUNK
「山里亮太の不毛な議論」
#fumou954 #tbsradio #radiko https://t.co/0uGw2u9QZP pic.twitter.com/tB8rBIJS9N
しかし、あくまでもサプライズゲストとしての出演で、事前の告知は"基本的には"一切なし。しかも新年1月1日という全てのラジオリスナーが実家に帰って久々の家族団欒を楽しんでいる日に生放送でぶち込んでくるあたり、先日のみなとみらいでの突然のライブを思わせるゲリラ感を感じざるを得ません。
山ちゃんは若林さんのようにフライング告知をする勇気はなく、自身のTwitterに「汚いヘリコプターが来る」と匂わせツイートするので精一杯。
一方の若林さんは「正月くらい休めよ!スタッフ休めないんだぞ!」と叫びます。
遠くからブリブリ音が聞こえる、赤坂周辺に汚いヘリコプターが向かっているような気がする…#fumou954
— 山里 亮太 (@YAMA414) 2020年1月1日
このタイミングで共演を果たしたのは、12月30日に先日のみなとみらいでの様子をオンエアされたからというのもあるのでしょう。この日話した多くの話題がその時のライブの振り返りだったりしました。
それは当時、若林さんが打ち上げに参加せず、ゼクシィを購入して帰ったので、ふたりでライブのことを話すのはこれが初めてだったからかもしれません。
その中にはあの"SM漫才"や"手コキ卒業式"、ここはこういう設定や展開をしたかった、そしてあのヘリコプターのオチについてまでなどあの日できなかった打ち上げをするかのように、漫才の反省と振り返りをしていました。
若「9ヶ月ぶりに始まるって時に幕が開く時にさ、オレはスカそうと思ってたんだけど」
山「オレもそう思ってたよ」
若「でもさ、WAONさんと結婚して初めて会った山里をみてさ、もうおもしろが詰まった水風船に見えたのよ。すぐボタン押して針刺しでバシャーンってやりたくなって、これはネタ作りなんてとてもできないと思ったのよ」
山「なんかが溢れ出しそうになったのよ。若ちゃんも漫才の途中でんーってなってたじゃん。でさ、2本目始まる時に逆サイドの若ちゃん見てたら両手振ってたよね」
若「そうそうそうそうハハハハ」
山「あれ、Huluに載ってるんだよね」
このエピソード良かったですよね。1本目の漫才が始まる直前、Creepy Nutsの「たりないふたり」が流れる中、楽屋から登場する山里さんは不安そうな顔をし、若林さんはニヤニヤするという対照的なふたりだったのはそんな理由だったのかなと思いました。
— 安島隆 (@takashiajima) 2020年1月1日
元日から頭回すなよ!笑#fumou954#annkw#さよならたりないふたり#たりないふたり
— 安島隆 (@takashiajima) 2020年1月1日
たりないふたり以外ではやはり、「ミレニアムズ事件」の話も。漫才中も触れていましたが、企画と人選がズレまくっていて、多大なストレスを抱えていたそうです。
フジテレビ特有のキラキラした感じの企画をオードリーや山ちゃん、ナイツ、流れ星、ウーマンラッシュアワーという学校でも中心にいたわけではなさそうなメンバーがこなすのは無理があったようです。当時30代中盤を迎えた彼らが泡の中から出てくるという謎の演出にも違和感を覚えていました。自分が実際に見た時もあのミスマッチ感は鮮明に覚えています。。同世代のキングコングならまだしも華が違いすぎます。
芸人なら誰もが憧れるフジテレビのユニットコント番組がこんな形で崩壊していくなんて常に影を歩んできた彼ららしいなとは思いましたが…
今夜はみんなと未来について語りたい。 https://t.co/8HGA3mJaAS
— 山里 亮太 (@YAMA414) 2020年1月1日
番組終盤には、若林さんの結婚話を絡めながら再びたりないふたりの漫才の話へ。ライブの時と今とで異なるのは若林さんが結婚したということです。
山里さんへ報告した際に一悶着あったというのは既に語られていますが、それを2人で話すのは初めてかと思われます。
山「若ちゃんがあの漫才の時に話してたことが全部繋がってるじゃん」
若「やりながらだいぶ悩んでたね。結婚が決まってたら良いけど付き合ってるってのはどうにも料理できなくて。だから、、漫才とっちゃったよね」
山「・・・バカ」
若「違う違う。今んとこ反省して。カッコつけてんじゃねえよじゃないと成仏できないよ」
山「皆さんこいつはね、お聴きの通り漫才と結婚してますよ」
そして漫才の最後で言っていたゼクシィを買って帰るというのを実践し、山ちゃんの結婚の話を聞いて「結婚いいな」と思って次の日に指輪を買った若林さん。これがなかったら結婚ももう少し遅くなっていたと話します。
嫁が見える発言から始まってどこまでも生き様芸人です。
そして、漫才中に「次やるときはオレが結婚した時だな」と言った若林さんに感動していた山ちゃん。この日、再確認します。
山「またたりないふたりの漫才あるってことでいいのね?」
若「やろうやろう」
山「それが聞けて良かった。今日はありがとね」
たりない生き様芸人が結婚したときにどんな漫才をするのか、、とても楽しみです。
地上波ではダメでした…#fumou954#annkw#さよならたりないふたり#たりないふたり
— 安島隆 (@takashiajima) 2020年1月1日
手コキ卒業式のことです。
10年の付き合いであるたりないふたりが一つの大きなテーマでもある結婚をした後、先日の漫才含め、色んな過去の話(苦労話がほとんど)をするのはなんともエモーショナルな気持ち(エモいとは言えない)になります。
比較することではないですが、昔の友達と久々に会って当時のことを話している感覚と近いなとつい最近、年末に地元に帰って学生時代の友人と話したのを思い出しました。
昔から応援していた人ほどストーリーが見えて面白く聴くことができるラジオでした。
なぜ1月1日に放送したのかは謎ですが。。。
天才二人、たりないふたりの掛け合いを見てきました!めちゃくちゃ面白くてあっという間だった〜!グッズも売れますように笑#fumou954 #たりないふたり https://t.co/ZAxBb7MeEo
— 佐藤満春 (@satomitsuharu) 2020年1月1日