メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

リスナーじゃない人間から見たナインティナインのオールナイトニッポン復活。

一昔前、深夜ラジオといえば、多くの人がナインティナインのオールナイトニッポンを連想したのではないでしょうか。それほどまでにこの番組はもはや一つのブランドとして確立されており、当時の深夜ラジオリスナーにとっては絶対的な存在だったと記憶しています。

そんなナインティナインのオールナイトニッポンがレギュラーとして復活しました。5年半ぶりだそうです。復活した経緯についてここで詳しく言及する気はありませんが、岡村さんが失言をした直後の矢部さんが乱入した放送の最後、「わーわー言うとります」「お時間です」「さようなら」というあの頃のお決まりの挨拶はラジコで何度も聴き返しました。

 

 

ただ、タイトルにもある通り、自分はこのラジオの熱心なリスナーではありません。オードリーが二人でゲスト出演した時やそれこそ矢部さんが辞める時くらいしか聴いたことはなかったように思います。もっと言うと、矢部さんが抜けた後の「岡村隆史オールナイトニッポン」に至っては2時間丸々聴いた記憶はありません。。

そんな人間でもなぜかオープニングの「○○!ナインティナインのオールナイトニッポン」という怒鳴りと、ジングルの「○○。95点」という謎の採点と先述した締めのお決まりの挨拶はどうしてか耳なじみがあります。

 

 

同じように、番組は知ってるけどあんま聴いたことないよって人結構多いと思うんですけど、今回の件でみんな聴きだしたと思うのです。いわゆる99annにわかが。

 

 

自分もそのにわかの内の一人なわけですが、岡村さんと矢部さんが話してるだけでめちゃくちゃ感慨深い気持ちになるんですよね。99annにわかの自分でこんな気持ちになるんだから昔からのヘビーリスナーは果たしてちゃんと息をしているのか不安になってしまうほどです。

岡村さんの声も回を重ねるごとに明るくなってきて楽しそうに話しています。最初のうちは、今日の放送終わったら死んじゃうのではないかというほどの激低トーンで終始謝罪の言葉を口から発していただけで、果たしてこの重い空気は回を重ねていったらどうにかなるのだろうかと心配だったので、本当に良かったなと。矢部氏が公開説教してくれて、少しずつ笑いを入れながら頑張って盛り上げてくれて、最後にはこうして復帰までしてくれて、というストーリーが涙を誘います。

 

 

矢部さんの復帰は多くの深夜ラジオファンが待ち望むどころか夢にも思わないほどにあり得ないことだったと思います。少なくとも自分はそうでした。5年半前に辞めた理由の一つとして、達成感ややりきったという想いを語っていたし、そもそもコンビ仲もそんなに良くないと思っていたので。。

彼の復帰が決まった直後、放送で流されたのが「GLAYのHOWEVER矢部浩之バージョン」でした。2001年に収録されたものらしいです。でも、めちゃイケで歌っていたので知っていました。

てか、そんな前からあるのか・・

まだ自分が深夜ラジオという概念すらも知らなかった頃から存在しているというこの音源は番組の偉大で膨大な歴史をそのまま体現しているように思いました。

HOWEVERの歌詞自体はまあきっと結婚式ソングなので「今二人ゆっくりと歩き出す」の一言が今のナインティナインに合っていて感動的なんですが、なんせ矢部氏の歌が酷すぎて1mmも感動はしませんでした。

 

HOWEVER

HOWEVER

 

矢部さんが復帰して次回からは「長く番組を続けていけるように」収録で放送されるようですね。家庭がある矢部さんと失言イエローカードを受けている岡村さんには最適解という感じがします。

今回の件は、ピンチをチャンスに変えたような結果になり、ナインティナインも二人揃ったから結果オーライという見方もあると思いますが、リスナーも周りの取り巻きも岡村さんに甘かったというのは良くないのかなと。個人的にリスナーがパーソナリティを妄信的に神格化している番組には吐き気を催すほど苦手なので、今回の件では失言と同じくらいこの甘やかしが気になりました。

 

 

矢部さんに関しては復帰して良かったなとは思いますし、今後の展開も楽しみなんですが、今のところは手放しでは喜べないですよね。

暇な世間様は自分と関係ないところでも鬼のように叩きますから、しばらくは穏便に穏やかに過ごしてほしいところです。そしてオールナイトニッポン レジェンドとしていつまでも君臨してほしい。

という、99annにわかの戯言でした。

 

 

あと、忘れてはいけないのは青木裕子さんが男前すぎる。。