メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

オレを分析するな!だが興味は持て! 〜くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 9月22日放送〜

「いや~まいったね」というお決まりの台詞が火曜日の深夜1時に響きました。すかさず「お前は高田文夫さんか」と、もう一人の男がだみ声でツッコミを入れます。個人的には深夜ラジオで最もカッコいい始まり方だと思っています。

 

 

「お笑いラジオスターウィーク2020」によって2年ぶりにニッポン放送に帰ってきたくりぃむしちゅーでしたが、まるで毎週やってますと言わんばかりに軽快なトークを繰り広げます。オープニングトークでは、有田さんが最近ブレイク中のエイトブリッジ別府ちゃんの“うんティッシュ”の話をし、タイトルコール後は恒例のこの番組終わりますコントを始めていました。

 

 

いつも通り、有田さんの軽いボケに上田さんがどっしりとツッコんで番組が進んでいきました。今の深夜ラジオでこんなに本意気で手数も多く、例えツッコミも入れていく人ってあんまりいない気がします。恐らくテレビよりも素に近い状態になるからというのが理由な気がしますが、そうすると上田さんは普段からこんなに思いっきりツッコんでいるのか、それともラジオであっても常に全力でやっているのか、という疑問が湧いてきます。。下ネタラジオネームに対して「お前出禁な」「次から送ってこなくていいから」って言ってる人今いないですよね。今のラジオに慣れているからこそ、そこツッコむんだっていう妙な新鮮さを感じられます。

 

 

その後は「ツッコミ道場! たとえてガッテン!」と「有田哲平の魂のリクエスト!」という復活後はお決まりのコーナーを消化するとあっという間に“エンディング〜”になっていました。本当にあっという間です。エンディングではこれもお決まりの銀杏BOYZの「夢で逢えたら」がBGMとして流され、夏の終わりとともに2年ぶりの放送は終わりを迎えました。

 

夢で逢えたら

夢で逢えたら

 

放送中、二人とも話していましたが、ほとんど毎回同じような内容でお送りしています。しかも、レギュラー時代に話していた高校ラグビー部の話や元マネージャーの“ババア”の話などが多いので昔からのリスナーでなければ100%楽しめる番組ではないのかもしれません。僕はそれがとても悔しいのです。これほどレギュラー時代に聴いておきたかったというラジオ番組はありません。何年も前からある定番の流れやお約束の発言や演出なんかを未だにやっていて、その量も半端ないのに、レギュラー時代を知らない人間がポッと聴いても毎回面白いのがとても不思議です。それだけ深夜ラジオとくりぃむの内輪ノリの相性が良いのかなと思います。

 

 

さらに二人は番組中、冗談交じりにこんなことを言っていました。

くりぃむしちゅーの真髄は部室ノリだから」

まさにじゃん!まさに深夜ラジオじゃん!二人しか知らない彼らの高校時代の部員や先生の話を楽しそうにしているのをニヤニヤしながら聴いて、最終回で悲しんで、復活した今、のうのうと社会人になってしまった自分を呪いながらもあの頃の内輪ネタを懐かしんで泣き笑いしたい人生だった!!

 

 

まあ今更そんなことを言っても仕方ないし、当時は裏の「爆笑問題カーボーイ」を聴いていたので本当にどうしようもないんですけどね。。今はもう年に一度、夏の終わりに放送してくれれば満足です。また一年後にお願いしますニッポン放送さん。