今の若手はガチャガチャしない 真空ジェシカのラジオ父ちゃん〜
スピードワゴンの小沢さん激推しコンビ真空ジェシカという芸人がいます。彼らがパーソナリティとなり毎週金曜日のTBSラジオラフターナイト内で放送されている「真空ジェシカのラジオ父ちゃん」。ちなみにラジオ父ちゃんという名前は、真空ジェシカがラジオについて全くの素人かつこれまでの人生であまり触れてこなかった媒体なので「ラジオに可愛がってもらいたい。…息子のように育ててほしい。」というなんとも謙虚に思わせておきながら都合の良い願いを込めて付けた模様です。
「マイナビ Laughter Night 」
— マイナビラフターナイト (@SatLaugh954) 2020年11月30日
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空気階段の後を受ける形で始まった番組として、開始から半年が経過しました。ボケ川北さんのとがったボケとそれに翻弄されるツッコミのガクさん。この構図は彼らの漫才でもラジオでも健在。また、ラジオの構成自体もかなり漫才に近いものがあります。
川北「ともはるさ~ん」
ガク「あ、これはミキティ側の意見ですね」
などという独特な初っ端の一言は彼らの漫才のつかみを彷彿とさせます。
例えば漫才のつかみには、
川北「かつてワイルドだっただろう?」
ガク「あ、これは過ぎ去ったちゃんですね」
などがあります。
ちなみにラジオの冒頭のつかみはコーナーでリスナーから募集していますちなみにコーナー名は「ともはるさ~ん」といい、タイトルとコーナーだけ聴いても訳が分からない初見殺しの名前です。ここで覚えてください。
惜しくも ともはるさん#ラジ父 pic.twitter.com/s1kFYa475f
— アオ (@R__ge__) 2020年12月2日
番組は約30分というショートタイムでとても聴きやすいです。このラジオの個人的好きなところはがむしゃらじゃない若手芸人感ですかね。若手芸人のラジオって売れてない怨念をむき出しにしてしゃべりがちなイメージですが、この二人にはそれがなく、どこか余裕すら感じる振る舞いで淡々とトークを進めています。それ面白いんか?と思うかもしれませんが、結構すんなりと聴いていられるんですよね。真空ジェシカのする話は同期のこの芸人がこの前こんなんだったとか、この前のライブでこんなことがあっただとかただただ若手芸人の日常を面白く話しているだけなのですが、多分芸人が好きなリスナーはそれだけで面白いのだと思います。「へ~オズワルドと仲良いんだ」みたいな感じで。
— ツツミ (@ebi_tsutsumi) 2020年11月28日
若手芸人の一大行事である二人が出場したM-1グランプリに関しても言及していました。個人的にも相当期待していたのですが、今年の彼らは惜しくも準々決勝敗退。準決勝はいってくれると思っていたので悔しさを噛み殺しながら敗退直後のラジオを聴いたのですが、思ったほど落ち込んではおらず、真面目に分析をする二人。それどころか、「逆に準決勝までいっちゃうと手の内がばれちゃうからな。そう考えると東京ホテイソンは毎年いっててすごいよな」的などこか他人事にも思えるような発言をしていました。
しかし、そんな東京ホテイソンも仲の良いオズワルドも今年は揃って決勝に進出。オズワルドに至っては優勝候補にも挙げられているほどです。すごい嬉しんですけど勝手にすごい悔しいんですよ。勝手に。すごく。本人たちはどう思っているのでしょうか。「いや~すごいね!錦鯉」とか言ってスカしてみるのか。「おめでとうホテイソン!」と逆に褒めちぎるのか。いずれにしても正面から悔しがらなそうな気はします。川北さんは特に。2年後くらいのM-1決勝でオズワルド(残ってれば)、東京ホテイソン、令和ロマン、からし蓮根、真空ジェシカみたいな次世代を担いかけているメンツが揃ったら激アツなんですけどね。。
錦鯉やったやん!!!
— 3人目の笑い飯 (@konjoubaba) 2020年12月2日
むちゃくちゃ楽しみだわ
これで再来年は真空ジェシカが出やすくなるのかな(笑)?#M1グランプリ#ラジ父
↓準々決勝敗退のネタ。これでなんで落ちたかわからん。
本放送の後にはラジオクラウド限定でアフタートークを聴くことができます。割とリラックスした様子で「こないだ母親から電話来てさ」などの日常系の話をしたり、本編で入りきらなかったコーナーを消化したりしています。さらば青春の光みたいに“クラウドでこそ輝く”みたいなぶん回しではなく、ハライチみたいな“だらだらやりましょうよクラウドなんだらか”的なノリです。料理するときとか、レシピをみながらサクッとラジオを聴きたいみたいな時間に料理の邪魔もしないんでピッタリなんですよ奥さん。
— 4人(よとり)暮らし (@yotorigurashi) 2020年11月27日
繰り返しになりますが、真空ジェシカのラジオは全体的にがっついていません。もうそんな時代じゃないのかもしれませんが、若手芸人特有のかかってる感じもそんなに見受けられません(オールナイトニッポンZEROの特番みたいに)。その落ち着き具合を気に入る人が多ければきっと空気階段みたいに独立して番組を持てるようになるのではないかと思います。ハプニングとか激アツ展開とか大きな出来事の裏話とかこの先もないんじゃないかと思ってしまいますが、細く長く続いて父ちゃん(ラジオ)とそのリスナーたちにほどほどに可愛がってもらえる番組になれば僕は最高ですね。
— みゆき❁⃘ (@te4b9) 2020年11月27日
マイナビ Laughter Night│若林有子(TBSアナウンサー)/0:30~【真空ジェシカのラジオ父ちゃん】真空ジェシカ(ガク、川北茂澄)│TBSラジオ│2020/11/27/金 24:00-25:00 https://t.co/KXjPpF5ShJ #radiko #ラフターナイト #ラジ父
— ぷらっと (@absyaecg) 2020年11月28日
マイナビ Laughter Night 真空ジェシカのラジオ父ちゃん #34【アフタートーク】気の毒なピン芸人たち https://nhsw9.app.goo.gl/8t9M #ラジオクラウド #TBSラジオ