メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

高橋みなみと朝井リョウ #ヨブンのこと 〜若林結婚弟子視点 12月1日放送〜

この一週間、オードリー若林さんの結婚について、さまざまなラジオで語られてきました。その数の多さと驚きの声から、若林さんの人望の素晴らしさと本当に心配されていたんだなと改めて感じます。 

 

いくら彼のことが好きであっても、正直お腹いっぱいな部分もありますが、恐らくきっとこのラジオが最後でしょう。それは若林さんの弟子こと朝井リョウさんと若林さんと真逆に位置する女性こと高橋みなみさんのヨブンのこと。

朝井さんは30分しかないこのラジオ番組でしっかりと言及していました。

朝「若林さんがね、結婚したって言うのはありがたいことに事前に聞いていまして。高橋さんに続いて二回目の」

高「そうですね」

朝「芸能人の結婚を世間よりも早く知るというね。ラジオで発表されていたんですけど、その時は皆さんに精神的にマウンティング取りまくっていて」

高「知ってるからね」

朝「そう。タイムラインも追ってたんだけど#annkwで。これホントかな~っていうのが飛び交っていて。ホントだよ~って思いながらね。それで、そのタイムラインの中で、だから松永さんが公式のツイートをリツイートしてたのかっていうのがあったんだけど、松永さん(DJ松永)がオードリーのオールナイトニッポンが今日やりますっていうツイートをリツイートしてたんですよ。こいつ匂わせてるやん!って思って」

朝井さんも松永さんも誰かに対して優位に立ちたいと思う気持ちは同じのようです。

 

世にも奇妙な君物語 (講談社文庫)

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この話の中でさすが朝井リョウと感じたのは、LINEいじめの話にまで言及したこと。若林さんからは、DJ松永さんと3人のライングループによって今回のことを知らされたそうですが、そこで会話が繰り広げられるだけでなく、朝井さん、松永さんの2人のライン上でも「ビックリしたね」「わかんなかったね」というようなやり取りをしていたそうです。

 

確かに、グループで会話しているうちの何人かが別グループで会話するとか今の中高生なんかありそうです。大学生の途中くらいにラインが普及するという非常に中途半端な世代の自分でさえも、今、加入しているグループで自分以外のグループができていたらどうしようと妄想してしまうことがあるくらいです。

若者の表面ではなく、奥深くの根っこにあるどろどろした本質の部分を小説によって炙り出す手法に定評のある朝井さんならではの視点ではないでしょうか。

 

何者

何者

 

 

そしてその後、これもさまざまなラジオで語られていた元ニッポン放送の敏腕ディレクターにして現在はなぜかTBSラジオで活躍している「宗岡芳樹」さんの結婚披露宴に参加した時の話もしていました。

朝井さん曰く一年でブチ終わった「朝井リョウ加藤千恵オールナイトニッポンZERO」のディレクターが芳樹さんだったわけですが、他に呼ばれていたパーソナリティのオードリー、ハライチ、ラブレターズがそれぞれスピーチやコントをする中、ただ黙って見ているしかなかった自分が悲しくなってしまったとのこと。

これも彼らしい、必要以上にネガティブな観点です。

流石にラブレターズがバチボコにすべった話はしていませんでしたが。。

 

ラヴレターズ (文春文庫)

ラヴレターズ (文春文庫)

 

 

こうして、若林さんや芳樹さんなど一部のラジオ界隈での結婚めいた話は恐らくこれで一区切りになるかと思います。

ただ、若林さんファンの悲しみは大きく、「若様ロス」はまだまだ続いている様子。女性だけでなく、パンサー向井さんを始め、男性も割と多いというのが印象的ですね。向井さんは若林さんを“そういう目”でみているらしいですが、それ以外の人は、“理解者”を失ったという気持ちが大きいようです。

 

「思春期が終わったね」と若林さんは罹りつけの医者に言われたそうですが、この言葉は若林ファンの心にかなり重くのしかかっているでしょう。

一緒に思春期をこじらせていたはずなのに、と。

人見知り芸人に始まり、社会に適応できないことをオープンに表現してしまう「若林フォロワー」を多数輩出してきた若林さんの思春期の卒業。大変残念ですが、もし彼の過去の話や書籍をこれから知る人がいるのなら、ここまでの過程を最初から知っていて、一緒に共感と成長をしていけたことに幸せと少しの優越感を感じざるを得ません。。

そうはいっても、きっとまた別の道で思春期を拗らせている大人たちの新たな道標を作っていくんだろうなと思いますけど。

 

朝井さんと高橋さんの話からだいぶそれてしまい、高橋さんに至ってはほとんど言及できませんでしたが、、まあ・・仕方ないです。。

 

好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術
 

 

これから先、自分のたりなさに嫌気が差した時は若林さんがその時の自分と同い年くらいの頃、どんなことに悩んでいたのかを振り返ることとします。過去の若林さんを自分の未来のものさしにできる(きもい)と思えば少しは若林ロスも軽減されるのではないでしょうか。