ニューヨークのニューラジオ 〜東京吉本の憧れ漫才ジョーカーのM-1 12月22日放送〜
ミルクボーイという西のスーパーダークホースが史上最高得点を叩き出し、完勝して終わった今年のM-1グランプリ。そしてその怪物から60点以上の差をつけられて最下位に沈んでしまったのが、東の永遠のネクストブレイク芸人ことニューヨーク。彼らは今週も愚直に「ニューヨークのニューラジオ」をM-1直後にも関わらず生放送でお送りしていました。
そうはいっても、近年のM-1は終了後も心身ともにズタボロの出演者を深夜12時過ぎまでネット番組に出演させているので、いくらぶっちぎりの最下位とはいえニューヨークの二人がラジオに出演することは不可能でした。
その代打として、東京吉本の後輩にあたるダンビラムーチョの大原さんとレインボーのジャンボさんが担当。
この後輩芸人二人で、つい数時間前に終わったM-1グランプリについてニューヨーク先輩を中心に語り合うという趣旨で放送されていました。
応援してくれたみなさんホンマにありがとうございました!
— ニューヨーク 屋敷 (@NYyashiki) 2019年12月22日
全部みなさんのおかげです!
これからも宜しくお願いします!
ジャンボさんはネタパレであいのりのパロディネタをやっているのも知っているし、ネタ終わりのトークも面白い印象でしたが、対する大原さんも達者な語り口でとても楽しい放送でした。
そして最も感じたのは、ニューヨークへの熱すぎる想いですね。「俺達のニューヨークさんがああ!!」「ホントに二人ともかっこよかった!」「ニューヨークさんのおかげで大会が盛り上がった!」などいつも近くで見ていたからなのか、アルコールを摂取しているからなのか、あれ、これもしかして優勝した?と思うほど高いテンションで放送していました。
今年も月曜 #TheNIGHT は
— AbemaTV(アベマTV)@今日の番組表から (@AbemaTV) 2019年12月23日
🏆最速M-1振り返りSP🏆#M1 ファイナリスト#ぺこぱ#オズワルド#すゑひろがりず#ニューヨーク を招き
激闘の舞台裏や、もしやり直せるなら選んだネタを生披露👏#スピードワゴン(@spw_talklive)と#ハライチ岩井(@iwaiyu_ki)と一緒に
漫才を熱く熱く語り尽くします‼️
これも面白かった!M-1の裏側とニューヨークの悪さがたっぷり。
二人は、先輩が「漫才ジョーカー」という謎のキャッチフレーズで紹介され、トップバッターで出場することになってしまったこと、そこで披露したネタについて、ネタ終わりのあの松本さんとのやり取り、敗退が決定した際のリアクションなどをやはり高いテンションで解説していき、その全てに賞賛の声を上げていました。
この番組の作家である奥田さんにいたっては、漫才ジョーカーとして真っ白い画の中を歩いているとき、泣きそうになったと言っていたほどです。
ちなみに僕自身も泣くかなと思っていましたが、トップバッターという事実がショックすぎて、呆然としてしまうのみでした。。
ネタに関しては偉そうなことは言えないのですが、やっぱりもっとニューヨークらしい底意地の悪いものを期待してしまいました。テレビ用に敢えてカットしていたのだと思いますが、ファンとしては、ホントはもっと・・と感じてしまう、もどかしい限りです。
しかし、その後の松本さんとの絡みや敗退時のプロレスは見事でしたね。性格の悪そうな噛みつき方で会場を沸かし、あの流れでまたアンチが増えたところもまたニューヨークらしい部分です。最高でした。来年はぜひネタで炎上させて欲しいです。
番組では、ニューヨーク以外にも大原さん、ジャンボさんと近しい東京吉本勢のすゑひろがりずさんやオズワルドさんの話を中心に他の出場者についても解説していました。「ミルクボーイさんのネタ終わりになぜか涙が出た」「かまいたちさんと和牛さんは化け物」「インディアンズはキムさんの昔の写真で負けた」などの話の中、「すゑひろがりずの三島さんはバイト先のカラオケで大学生にいじられている」「三島さんは50度の熱湯でも平気で入っていられる」とタイムスリップ漫才のすゑひろがりずの三島さんの話が謎に盛り上がり、20分ほど喋っていました。
19世紀の漫才って言っておきながら、カラオケでバイトしているんですね。。
【M-1新王者 最速広告】
— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) 2019年12月22日
決勝翌日。
新王者が、ここで微笑む。
その約束通り、#ミルクボーイ が
都営地下鉄六本木駅で開催中の#M1歴代王者展 に本日始発より参戦!
本日終電までの1日限りです!
お見逃しなく!#M1 #M1グランプリ #M1グランプリ2019 pic.twitter.com/XUGuuQuWkO
そうこうしているうちに、忙しい合間を縫ったニューヨークの二人とライン電話する機会もありました。
敗退してから時間が経過しているからか、落ち着いた様子で「二人ともありがとな~」「見ていただいている人もありがとうございます~」といつも通りのテンションで話していました。
逆にジャンボさんが憧れの人とようやく会えた時のようなハイテンションで話しかけていて、先輩達も若干引いていたのではないかというくらいですが。。
今全部しっかり聴いたけどメッチャ面白かった!
— ニューヨーク 屋敷 (@NYyashiki) 2019年12月24日
大原、ジャンボありがとう!!#ニューヨークのニューラジオ
ニューヨークのニューラジオ #48 2019.12.22 https://t.co/rR8JjKT52q
憧れだったというのは誇張でも例えでもなく、番組内でジャンボさんはニューヨークが憧れの存在と公言していました。
ジャンボさんだけではなく、多くの若手芸人がニューヨークを目指し、似たようなネタや同じようなツッコミをしていたそう。若かりし頃のニューヨークの伝説と快進撃も話していましたが、若手の間でもその実力とカリスマ性は一目置かれていたようです。
M-1でも屋敷さんマンキンの「なんでやねん!」が聞きたかった。。
いま屋敷さんが地球でいちばんかっこいい🙆♂️
— 令和ロマン くるま (@kuruma_takahira) 2019年12月22日
こうして番組も楽しく終わったわけですが、最下位にも関わらず、こんなにも明るく楽しかったのは、大原さんとジャンボさんがこれでもかというくらいにたくさんの面白エピソードトークを繰り出し、色んな人を褒めちぎり、盛り上げてくれたからでしょう。あんなに底意地も性格も悪いネタをするニューヨークのために、後輩がこれだけ頑張ってくれたというのは、それだけの力と尊敬の念があるからなのかなと。
だからこそ、来年はリベンジとして、アンチを黙らせるくらいのおもしろいニューヨークが見たい。最近はアンチの多さも彼らのアイデンティティだと思うようになってきたので、あらゆるところに噛み付きながら振り切ってやってほしいものです。
あ、でも、未だにバカみたいにパンツマンパンツマン言ってる人は流石にしつこい笑。
応援してくれたみなさんホンマにありがとうございました!
— ニューヨーク 屋敷 (@NYyashiki) 2019年12月22日
全部みなさんのおかげです!
これからも宜しくお願いします!
ニューヨークのYouTubeチャンネル、新作UP!
— ニューヨークのニューラジオ (@nynewradio) 2019年12月22日
今日の動画は
「ニューヨーク 漫才『ラブソング』※M-1決勝ネタ」
本日は0時UP!
先ほど終えたばかりのM-1のネタです。
M-1で披露したものと違う点もあるのでぜひご覧ください!#ニューヨークのニューラジオhttps://t.co/12kloZWraT pic.twitter.com/28f2RRchwz
堀内市長、有難うございます!
— ニューヨーク 嶋佐和也 (@shimasahead) 2019年12月24日
「ふじよしだ!」
今、自宅で小叫びさせてもらいました! pic.twitter.com/UFlDYnfAxX