メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

オードリーのオールナイトニッポン 〜令和元年色々ありましたね 12月21日放送〜

年末の風物詩の一つである「爆笑問題の検索ちゃんネタ祭り」が放送された12月20日。中堅、ベテラン芸人VSお笑い第7世代という構図で多くの芸人が登場し、ネタを披露していました。

ほぼ毎年トップバッターとして登場しているオードリーは2年ぶりに出場。ほぼ毎年太田さんに「女子ソフトボール部みたいな顔してるな」といじられる若林さんと、ほぼ毎年ネタを飛ばしてしまう春日さんの内容皆無のバカ漫才を久々にこの番組で見ることができました。

ネタ自体はあの”伝説の“武道館で初披露され、先日の高円寺で行われたネタライブでも会場を爆笑させた「イタコ」ネタ。

しゃべくり漫才ともコント漫才ともちょっと違うオードリーにしかできない良い意味でふざけた馬鹿馬鹿しいネタで最高でした。

 

 

この日のラジオでは久々に春日さんにチャレンジがコールされた序盤、検索ちゃんのことに早速触れていました。

若「検索ちゃんのネタの冒頭で令和元年色々ありましてねって言った後、本当だったら春日さんが吉本のことかよって言うはずなんですけど完全にネタ飛ばしてまして。あの時なに考えてたの?」

春「いや~たしかに色々あったな~って思って」

と、今年もネタを飛ばしてしまった春日さんに問い詰める若林さん。本当に毎年のようにネタを間違えたり、飛ばしたりしています。またある年にいたっては、若林さんまで全く違うことを言い放っていたこともありました。

 

 

その度にラジオで糾弾と反省を繰り返しているわけですが、年々若林さんの怒りの熱量もクールダウンしてきているように思います。

若「今度からさ、ネタ飛ばしたなって思ったらトゥース!って言ってほしいんだけどさ」

春「フフフフなるほどね」

若「でも今こうやって喋ってみて思ったんだけど、飛ばしたことにも気付いてないんだよね、アハハハハ。だって、オレが令和元年色々ありましたねって言ったときどう思ったか聞いたら確かにそうだなって思ったんだよね」

春「ハハハハそうだね」

数年前なら「こいつなんなんだよ」「ふざけんじゃねえぞ」「腹立つわ~」など本気か冗談か分からないくらいのテンションでいきり立ってもおかしくないですが、「もうしょうがねえや」とでも思っているのか、仏の若林です。

 

そしてその検索ちゃんのトークでは、最近では漫才に台本がなくなっているという自身の発言に少しの解説を加えて、全部アドリブでやっているように聞こえたかもしれないけど、そんなすごいことやってないんだよというようなことも話していました。

台本はないにしても、映像を送ったり、文字に起こしたり、そもそもネタを考えたりと大変で、そりゃあ毎回のようにミスられたらぶん殴りたくもなるでしょうね。

 

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そして個人的に痛快だなと思ったのは、トゥースはどっちの手でも良い発言ですね。

春日さんの中ではトゥースは左手という認識はあるようですが、若林さんが「そんなんどっちでもいい」と言っていたとき、あのミルクボーイの漫才にも似た心の中ではなんとなく思っているけど口には出さなくて、それを代弁してくれたような爽快で痛快な感覚を覚えました。

春日さんが左手にこだわるのはいいんですけど(ギャグの持ち主だから)、若林さんもトゥースは左手でとか言い出したら残念でしたね。。(本当にどっちでもいいし、そんなことにこだわって欲しくないから)

というか、若林さんのインスタのコメントに書かれていたようですが、冗談にしてもよくそんなこと指摘できるなとも思いました。ご本人ですよ。。

今回のM-1で、”オードリーチルドレン“(春日さん命名)のニューヨークが出場していましたが、ネタ終わり、未だに彼らの過去の炎上をしつこくSNS上で普及している人を見かけました(見なければいいんですけど)。

 

同じにするものではないかもしれませんが、感想としてはどちらも「そういうのやめてくれよな」です。

ファンもアンチも楽しく面白く、本人が嫌な気持ちにならないように活動すべきですよね。自戒の念も含めて書かせていただきます。。

 

 

話がだいぶ関係ない方へ逸れてしまいましたが、、

オードリーのラジオは平和な番組です。この後も若林さんは行きつけの蕎麦屋で少年野球のコーチの話を盗み聞きする話、春日さんはクミさんと日向坂46のライブに参加した話をしていました。

日曜日の昼間にでも聴きたい平和なトークです。

 

検索ちゃんは毎年面白いですが、今年は特に笑ったように思います。本当に全組面白くて、感動しました。友近姉さんのヒール漫談はすごかったです。あの人は天才です。

そしてその放送前後でオードリーや爆笑問題がラジオで語る感想を聴くのもまた醍醐味ですね。

 

M-1も含め、突如としてすさまじい年末感が襲ってきた今週末というお話でした。