メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

#みちょパラ 〜佐久間宣行、本当のスペシャルウィークの終わり 2月24日放送〜

今回のニッポン放送聴取率週間スペシャルウィークは“佐久間宣行ウィーク”とも呼べる一週間でした。
火曜日から金曜日までは夜8時から10時までのゴールデンの時間帯に2時間、「東京ドリームエンターテイメント」と題し、ゲストを呼んで佐久間さんとエンタメトークを繰り広げていました。ゲストも秋元康さんや極楽とんぼ東野幸治さんなどの大物や、EXIT、ハナコ、ティモンディといった若手芸人までといったこれぞ佐久間宣行という彼でなければ叶わないようなブッキング力を見せつけていました。
さらに、毎週水曜日に放送されている自身のレギュラー番組オールナイトニッポンZEROはピラメキーノスペシャル。当時の出演者はんにゃ金田さんとフルーツポンチ村上さんといった今の20代前半のリスナー直撃ゲストを招きます。

 


火曜日から金曜日まで砂利食べているみたいなおじさんの声(談:King Gnu 井口氏)を聴き続けていると、もう佐久間さんの声にうんざりしている自分がいました。。
しかし、天皇誕生日により、3連休であった今週末。なぜかあの砂利声をもう一度聞きたくなってしまったのです。
そこで、耳にしたのが、#みちょパラでした。

 


そういえば最近聴いてないこの8割がおじさんリスナーのギャルラジオですが、知らない間に番組内で佐久間さんが鬼のようにいじられていることを知りました。
み「それでは先週に引き続き、黒ひげ白ブリーフこと佐久間さんとのトークをお聞きください」
といって番組がスタートします。
さらには番組内で「佐久間の悩み」という、佐久間さんが悩んでいるであろうことをリスナーから募集するコーナーまで生まれていました。佐久間さんがゲストで登場した今週、娘についてや青春高校のメンバーの水着姿に興奮してしまうなどの“架空の”悩みを紹介。「本当は娘に好かれたままいたい」「ロリコンじゃねえから」など、今週のスペシャルウィークで鬼回ししていた44歳の敏腕パーソナリティが21歳のカリスマギャルに翻弄されているという世にも珍しい様子がうかがえました。

 


しつこいようですが、あの秋元康と生放送でサシトークをして、とてつもなく貴重で興味深い話を繰り広げていた男が、その数日後のスペシャルウィーク最終日には「変態」「キモイ」と罵られるゲストになるとは・・佐久間さんのタレント並の引き出しの多さに驚愕です。
前回、佐久間さんは下ネタを話すより、好きなエンタメについて豪華ゲストと一緒に語らせた方がいいのでは?と書きましたが、下ネタも普通にイケるんだよな~。実に幅広い。

 

佐久間宣行の東京ドリームエンタメラジオを聴いて正直オールナイトニッポンよりも向いてると思った。 - メトリブダイアリー

 


別記事(Quick Japanの人が書いたもの)には、「佐久間さんは中年リスナーの最後の兄貴リスナー」というようなことが書いてありました。つまり、中年リスナーにとって今の深夜ラジオはパーソナリティのほとんどが年下の芸人ですが、そこに44歳の佐久間さんがいることで、この時代でも10代、20代の頃に憧れた年上パーソナリティを想起させてくれる存在になりえるということです。それがまだ世に知られてないけどフレッシュなパーソナリティが集う3時~5時の時間帯であるならば尚更です。

 


佐久間さんは下ネタ満載の深夜のオールナイトニッポンより、エンタメを楽しく語る東京ドリエンの方が向いているし面白いと、書いてしまいましたが確かにこの記事も納得できます。
僕は若くもないですが、中年でもない年齢なのでこの意見は盲点でしたし、気が付かない視点でした。
人気者であるがゆえに、全員が納得できるような結果に収まるのは難しいですね。4月からの改編がどういう結果になろうと、これで喜んでいる人がいると思って、ニッポン放送を叩いたりしない!と心に誓いました。

 

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#みちょパラの放送に戻りますが、終始いじられ倒されていた佐久間さんが、プロデューサー的な視点で話す場面もありました。
リスナーからラブレターズの塚本さんの体で悩みメールが読まれた時のことです。
佐「ラブレターズは売れるのが早かったんだよね。だから経験がないうちに色んなチャンスを与えられてて、でも人生経験がないからなかなか上手くいかなくて。ニッポン放送でもオールナイトニッポンの枠をやってたんだけど一年で終わっちゃったし。そんな感じで上手くいかないまま、今度は経験や苦労をしてきた同期くらいの芸人が売れるようになってきて、今は第7世代も売れてきてるから」
と、ラブレターズへマジ分析を繰り出します。

 


比較的まじめな話をしていたのはこの部分だけであとは先述の通りみちょぱにいじられていただけの佐久間さん。
他局の人間にもかかわらずあれだけニッポン放送スペシャルウィークに尽力した人間のその最後がみちょぱにいじられて終わる30分とは・・また一つ面白いネタができてしまいました。

正真正銘これでスペシャルウィークは終了しましたが、次のスペシャルウィークはもう4月。その時にどんな形であれ、今回の功労者黒ひげ白ブリーフ船長がいないはずはないですよね。。