メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

ニューヨークのニューラジオというよりもニューヨークという芸人について

ネクストブレイク芸人と長年言われ続けるものの、なかなか本格的なブレイクには至らない「ニューヨーク」という芸人がいます。かつてはオールナイトニッポン0を担当した吉本期待の若手芸人です。

彼らが今年の1月からYou Tubeチャンネル内で「ラジオをやりたい」といって配信しているのが「ニューヨークのニューラジオ」です。毎週日曜日22:00から23:30まで基本的に生放送で行っているラジオです。

 

You Tube配信なので、顔が見える、半永久的に聴き返すことができるなどの特徴があります。まだ、始まって3ヶ月程度ですが徐々に視聴者も増えてきて、面白くなっていると印象を受けました。

ただ、まだ良く分かっていないことが多く、正直な話、深堀りができていません(笑)また続編書きます。

そんな中で紹介しようと思ったのは単純に僕がニューヨークを好きだからです。ラジオというよりニューヨークの紹介に近くなるかもしれませんが、とりあえずどんな人でどんな印象なのか知っていただければと思います。

 

彼らの特徴といえば「偏見あるあるネタ」ですね。漫才、コントの中でも、「初対面からタメ口使ってくるブスいないから」「よくあるバイト内のうんこみたいなカップルいらんねん」など悪意にまみれたネタをする印象を持ちます。

あとは、ネタに窪塚洋介が良く出てくる、肉体労働者、売れない役者、インスタ女子など直接ではないにせよディスっているような部分もあります。しかしどのネタもクオリティが高く、思わず笑ってしまうんですよね。

性格悪いです。本当に。

それはかつて担当していたオールナイトニッポン0でもよくみられ、ネタメールを利用しながら各方面のダサいやつや微妙な芸能人などをディスりまくっていました。(一軍感あるやつらをWANIMAか!セフレ感ある人を青山テルマか!とつっこむコーナー好きでした)

 

しかし、現在のラジオを始め、最近のネタでは以前のような偏見が薄くなったように思います。ちなみに次の単独ライブのタイトルは「ありがとう」です。(逆に皮肉なのかもしれませんが・・)

一体なぜなのか。彼らはこのYou Tubeチャンネルを開設する際、放送作家の「鈴木おさむ」さんから助言を受けたそうです。そして昨年末にはネットニュースにもなりましたが、ある事件(パンツマン事件)を起し、大炎上してしまいました。この事件もニューヨークの性格の悪さが良く出ています(笑)

 

どうなんでしょう。きっと今のままでは愛される芸人にはなれないと判断し、舵を切ったのではないでしょうか。

彼らの濁りきったアクの強い部分が好きな僕にとってはとても複雑な心境ですが、今後も応援していきたいと思います。

 

そして現在の「ニューヨークのニューラジオ」はというと2人のトークはとても安定していて面白いと感じます。リスナーや放送作家にCMを作らせたり、女性大好きな2人のコーナーがあったり。

ただ、どこか物足りなさを感じてしまうのも事実。

彼らの面白さってこういうことなんでしょうか。

コメント欄には批判もありますが、面白いというコメントも徐々に増えています。確かに面白いんですけど、なんとなく猫被っているようなそんな気もするのです。

売れるためには仕方ないのかもしれないですが、もっと暴れてほしい。

PVで共演したアイドルを呼んで「若いのにすごいな~」って言っている放送ではなく、読モ上がりの芸能人をボコボコにするような僕たちをヒリヒリさせるラジオを待っています。

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