#このラジオがヤバい 的なやつ〜大バカ変態野郎 オードリーのオールナイトニッポン4月27日放送〜
あの感動のプロポーズを行った一週間後、週刊誌に浮気報道をされてしまった大バカ変態野郎ことオードリー春日さん。
浮気はプロポーズの10日前の出来事というのは驚きましたね。
あんな感動的なものを見せられて裏切られたというリトルトゥースも多いことでしょう。
そして4月27日は今回の報道を受けて初めての放送。先週はプロポーズ後初ということで注目されていましたが今回もそれと同様の盛り上がりをみせていました。
タイトルコールから分かりやすく声が小さい若林さん。
明らかにガッカリした様子を感じ取れました。
「あーこれは怒ってるな。どうやってつめていくんだろう。」と思っていましたが、まずは春日さんがクミさんに送った手紙の内容を朗読。
しんどいですね。もちろんそれだけのことをしたのですが、この時の覚悟は嘘だったのかと思ってしまいますから。
その後は感情を剥き出しにして今回の件について叱責を続ける若林さん。
「オレコメンテーターの仕事断ってんのよ！自分の善悪の判断に自信がないから！人のことを言えるほどの人間じゃねぇから！」
オードリーのオールナイトニッポンは頑なに時事ネタを扱わず(一時、毎週扱おうとしていたが上手くできずやらなくなった)、二人の身近な話で成り立ってきた番組です。
僕もオードリーに時事ネタは似合わないと思っていましたが、元々若林さんのこの考えがあったからかなと思います。
それが今回の春日さんの報道で倫理的な事にまで踏み込まなければいけなくなった。
本当はそんな話したくなかったのに。
そんな若林さんの責任感と律儀な性格が非常に現れた放送でもありました。
この報道が出た直後、春日さんともクミさんとも二人で話し合ったようです。
ラジオの中でも笑いに変えるか難しいところだったと思います。真剣に怒りつつ、芸人としてキャップかけや脇バット、キレ芸で絶妙に笑いに昇華していったと思います。
ネット上でも若林さんの評価はかなり上がっていました。
そして今回、最大の被害者であるのが今や大バカ変態野郎の婚約者となってしまったクミさんです。
この日も途中から電話でサプライズ出演。悲しさ、悔しさ、申し訳なさと色々な感情を抱えていたようでした。
「お騒がせしてしまい、申し訳ない」
「私がしっかり面倒みていくしかない」
本当にいい人ですね。
なぜかこちらまで頭が下がる思いになりませんでしたか？
春日さんも「今後はもう飲みに行ったらしない。仕事が終わったら直帰する」と話していましたが、どうでしょう。。
若林さんやテレビ東京の佐久間さんも話していましたがクミさん喋りうますぎです。切り返しもうまいし、テンポ良く話しもできる。今後本当にテレビ出演していくのかもしれませんね。
「諸悪の根源パラダイスとは縁を切ってほしい」「平成の汚れは平成のうちに」さんま御殿出演が容易に想像できます。
続く若林さんのフリートークも今回の報道について。
記事が出るタイミングよりも少し早く知った春日さんの仕事ぶりを振り返っていました。本番では心ここに在らずなコメントをしたり、そうかと思えば本番以外でもスタッフや演者に気を遣って話しかけたりしていたようです。
今思えばこの報道を知っていたからこその行動だったんですね。
春日さんのフリートークは飛行機内で席を間違えた話をしていました。
リトルトゥースの誰もが「え？いつも通りのトークすんの」「てかこの話つまんな！」と思ったことでしょう。
さらに「というお話」で終わらせ、本当にこいつはどこまでヤバいやつなんだと思ってしまいました。
その後はキン肉マンのコーナー、死んでもやめんじゃねえぞのコーナーも消化。
エンディングではモニタリングでのプロポーズ企画にも貢献したサトミツさんが登場し、「今後は無視します」と宣言していました。
先週のプロポーズ後初放送から一週間で天国と地獄を味わった春日さん。
若林さんとクミさんという二人の人格者お陰でなんとか今後もやっていけるのではないでしょうか。
二人共本気で叱っていましたが、それは春日さんを本当に思うからこそ。
若林さんは2時間の放送中、春日さんがおかしなことを言う度にいつも以上に厳しくつっこんでしました。
しつこいくらいに。
もちろん、笑えるようにしていましたが僕たちリスナーにも落とし前をつけているようでした。
マジでカッコいいです若林さん。
少し不謹慎なことを書いてしまうかもしれませんが、正直なところ春日さんが飲みに行かず、普通の生活をする事でつまらなくなってしまわないか心配する自分がいます。
大阪のSM倶楽部に行けなかった時、帰りの新幹線で他のお客さんに叱られてなぜか気持ちよくなったり、テレビ局で自分磨きしたりする常軌を逸した春日さんが好きでもあるので。
一ファンの分際で何を言ってるのかという話ですが。
今回の件はクミさんや若林さんはじめ、周りの人が許しているのならそれでいいと思いますし、関係ない人がむやみに口を出すべきではないと思います(他の不倫のニュースも同様ですが)。
だから、クミさんを悲しませないように僕たちに笑いを届けるのが一番であり、それで彼のスタイルが変わってもそれは仕方ないことです。
ただ、ピンチをチャンスにして乗り切ることができるのがオードリーだと思います。
そう信じています。
そして、若林さんには大バカ変態野郎を"一生"いじり続けてほしいです。
