creepy nutsと佐久間宣行のトークショー inラジオパーク 4月28日(日)
ニッポン放送で毎年一回日比谷公園で行われるイベント「ラジオパーク」に行ってきました。
4月28日快晴の日比谷でした。
お目当ては14時からのcreepy nutsと佐久間宣行さんのトークショー。
本当はその前のbillboard japanのイベントも行きたかったのですが家でボーッとしてたら時間はあっという間に過ぎるものですね。。
到着すると芝生に座り込む大勢のファンがみられました。こんな晴天の下、芝生に座って好きなアーティスト(ほぼ芸人)のトークを聴けるなんて最高だな。
ちなみに僕は芝生の後ろのスペースから見守ることにしました。
そして14時になり、クリーピーの二人が登場。大歓声の中、まずは自己紹介から始めていました。
ここはニッポン放送のイベント。若者に今大人気のHIPHOPユニットとはいえ、当然知らない人も多いのです。
「こちらのR-指定という男は日本一ラップが上手い男なんです。」
「そして僕はDJとしての技術は日本トップクラス。二人とも天才のユニットってなくない??」
今日もビックマウスで絶好調のDJ松永さん。最高ですね。
「クラブマジックっていうのがあるんですけど、お酒飲んで薄暗いところにいるんでホテルに持ち帰った時に冷静になっちゃうというね」
「そんなこと言ってますけどこの人(DJ松永)セックスしたことないですからね」
「憧れるのはいいじゃない」
いつもの鉄板トークも入りました。
ただ、こんな真昼間からセックスとか言っていいんですかね?
隣のお爺さんも笑ってましたけど。
自己紹介を交えつつ、軽快にトークを進め、いよいよ佐久間宣行さんを呼び込みます。
テレビ東京の社員ながら4月からオールナイトニッポン0のパーソナリティに就任したヤバいおじさん。
creepy nutsのオールナイトニッポン0では、「芸人の雇用は握れるけどオレたちはそうはいかない」とネタにされていました。ただそれを聴いた佐久間さんは、早速自身の番組(ゴットタン)にキャスティングし、「あいつらの雇用握ってやった」と返すなどの関係。
この日はどんな絡みを見せてくれるのか楽しみでした。
ところが佐久間さんはクリーピーの二人を絶賛。ラジオでも話していましたが、佐「松永は芸人並みに喋るし笑いも取れるんだよ。それで暴走した時にもR-指定がフォローするんだよね。良いコンビだよ。ソニーでしょ?小峠の後輩だもんなぁ」
松「いや、そこと一緒にしないでください。我々アーティストなんで」
ゴットタンではアルコ&ピース、ハライチと一緒にラジオ芸人サミットという企画に参加したクリーピー。
芸人でもない二人を呼ぶことに反対の声も多かったようですが、そんな反対を押し切ってキャスティングしたようです。
それでガンガン笑いを取るHIPHOPユニットってだいぶカッコいいですよね。
ちなみにアルピーの酒井さんについてさ「あいつのHIPHOP好きは嘘だからな」となぜか悪口を言われていました。
また、ラジオパークにちなんでお互いがどれだけラジオを好きかも語り合っていました。
中には前の日に放送されたオードリーのオールナイトニッポンの話も。
佐「オードリーが最近弱ってきてるからオレが一部上がれるとしたらそこかな。三四郎もそうなんだけど。でもさ、オードリーの昨日の放送聴いた?マジで面白くない??」
松「マジで面白いです。ピンチをチャンスに変える感じですごかったです」
佐「クミさんかなり喋れるよな。オレの次のスペシャルウィークのゲスト候補だよ」
こんな感じ。
弱ってるといいつつ、ベタ褒めでしたね。
また、佐久間さんのラジオのルーツの話も。
佐「小学校の時にとんねるずのラジオがあって、高校の時に伊集院さんや電気グルーヴのラジオを聴いていたんだよね。テレビと違って一対一で話してる感じかする距離の近さも好きだったし」
松「たしかに。オードリーも昨日の放送聴いてオレが支えなきゃって思っちゃいますもん」
そうですよね〜。なんか他人事じゃない気がするというか、大衆向けのテレビでは見せない顔を見せてくれることで、距離が近くなったような感覚がするんです。
一方の松永さんはTBSラジオのバナナマンのラジオをよく聴いていたそうです。
佐「コント芸人は二回売れなきゃいけないんだよ」
松「コントで売れて、素の自分達も売れなきゃいけない」
その後も熱く語り合い、佐久間さんは「よし!松永飲みに行こう!」と誘った瞬間、それまで二人に置いてけぼりだったR-指定さんが「ちょっとそろそろ企画に行きましょう!」と口を開き、二人の暴走を止めました。
企画あるんだ。もうこのまま喋り続けても良いやんと思いましたが果たしてその企画とは。。
ラジオ大好き王決定戦
佐「ずっとやってたじゃん」
やってましたね。
企画の趣旨はラジオの素晴らしさを持ち時間1分の間に語るというもの。
R-指定さんはライムスター宇多丸さんのラジオを聴いていたよう。そのラジオをきっかけに生き方を知り、同じ放送を何回も聴くそうです。それが今の自分のラップにも生きてると話していました。
松永さんも最初は宇多丸さんから入ったようです。
その後、人間関係や自分の内気な性格に悩んでた時、オードリーのラジオを聴くことに。若林さんの話を聴いて自分と同じような人がいるんだと思い、どっぷりはまっていったようです。
佐久間さんはカルチャーを教えてくれたと話します。先述したラジオを電波が入らない時は自転車で海沿いまで行って聴いてたことも。
ニッポン放送の面接は3次で落ちたけど頑張ってパーソナリティーとして帰ってきました!と話したところでカンカン!と鐘が鳴りました。時間ピッタリです。
それぞれのラジオ愛を語り合い、誰が勝った負けたは関係ないじゃないか。みんな仲間だろという結論に至ったようです。
三人とも自分の人格や仕事を作ったその元になる要素がラジオだったんですね。
その後は昨年も行った松永さんのリフティング。
結果は68回と昨年の35回から中途半端に増えるという佐久間さん曰く芸人なら一番怒られる結果に。
松「じゃあ佐久間さんもやってくださいよ」の一言でリフティングを始めた佐久間さん。
結果は3回でした。100点です。
こうして終わったcreepy nutsと佐久間宣行さんのトークショー。40分ほどで終わってしまったのでもう少し見ていたかったです。
ちなみに僕の周りの人が
「あれ芸人?」
「いやHIPHOPユニットだよ」
「あーあの髪長い方は知ってるけど横の人は分かんないな〜」
という会話が繰り広げられていました。
頑張れDJ松永。
でも実際、クリーピーのことを知らない人も多いでしょうから顔を知ってもらう良い機会ですよね。
是非来年も出演して、松永さんのリフティングは毎年恒例にしてほしいですね。
ラジパークはトークショーだけでなく、全国の企業やニッポン放送系列の局がブースを出していました。ポッチャや車椅子バスケなど障がい者向けスポーツや震度7を体感できるトラックなどラジオならではのブースも多くみられました。
オールナイトニッポンiのパーソナリティに誰でもなれるチャンス!と銘打って3分間喋るブースもありました。参加しようと思いましたがチキンなのでやめましたね。
家でもできるみたいなんで。
それなら家でやった方がいいんで。。
ラジオパークは家族連れからお一人様まで誰でも楽しめる企画だと思います。
来年はもう少し早めに行けますように。