メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

進撃の巨人のEDを担当してるcinema staffってすごいんやで

 

4月28日、NHKでアニメ版進撃の巨人season3が開始されました。

個人的に進撃の巨人は8巻くらいしか読んでおらず、どんな内容かはほとんど覚えていないし、登場人物もリヴァイ兵長以外は忘れてしまいました。

あとは最近、creepy nutsの二人をモデルにした巨人が原作に登場したことでも話題になっていましたね。作者の諌山さんがクリーピーのファンらしいですね。

これはクリーピーですね。降り注いでます。

 

そんな進撃の巨人のアニメですがエンディングテーマは僕の大好きなバンド「cinema staff」が担当した「Name of Love」という曲です。

昨日聴きましたが「そうきたか〜」って言ってましたね。ひとりで。

cinema staff進撃の巨人のエンディングテーマを担当するのは2013年のseason1以来2回目です。

当時は「great escape」というゴリッゴリのロックな曲でした。

この曲でTBSの深夜の生放送音楽番組に出た時、生演奏ではないことにギターの辻さんが抗議するような形でギターの弦を外しまくっていました。

おそらくそれ以来、全国放送の地上波TVでcinema staffの姿を見たものはいないでしょう。。

 

そんなスタンスもカッコいいcinema staffの新曲は・・試聴もできるみたいなので是非聴いてみてください。

 

前置き長くなりましたが、今回はそんな彼らのオススメアルバムを紹介したいと思います。

それは「into the green 」です。

正確にいうとアルバムではなく、EPという曲少なめのCDとなっています。

 

これはメジャー移籍後初の作品。

インディーズ時代のcinema staffは「残響レコード」という10年ほど前に日本のロックシーンを席巻していたレコード会社に所属していました。

今も変わらない雰囲気はありますが、変拍子やある意味ムダな要素を曲に詰め込むことで、テクニカルなバンドというイメージでデビュー。

ただ、曲自体はキャッチーでアツい部分も多く、今巷で流行ってる"エモい"という言葉が一番しっくりきます。

 

表題曲のinto the green は変拍子、不要な要素などはなく、彼らにしてはどシンプルな曲です。しかし、キャッチーで爽やか、そしてなによりエモい曲なのでとても聴きやすいでしょう。

 


cinema staff 「into the green」MV (major debut 1st E.P. lead track)

 

そしてこのEPを勧める理由がもう一つあります。

それは彼らの過去の代表曲も聴くことができるということ。

「AMK HOLIC」←初期衝動感カッコいい

「チェンジアップ」←バカテク最高

「karakuri in the skywalkers」←ポップでエモい

の三曲。

これを聴けばcinema staffってこんな雰囲気なんだっていうのがよく分かるでしょう。

into the green と一緒に楽しんでほしいです。

 

into the green

into the green

 

 

 

彼らの認知度は非常に低いです。500人くらいのライブハウスなら余裕でチケットが取れるバンドです。

その"近さ"が魅力でもありますが、今後も長くバンド活動を行ってもらえるよう、進撃の巨人をきっかけにたくさんの人に聴いてほしいと思っています。

最新のライブ映像はこちら(なぜか台湾でのフェス)

 

以前所属していた残響レコードのレーベルメイトである高橋國光という天才ギタリストが作った「楽園の君」という曲にcinema staffのボーカル飯田さんが参加していました。

今回のName of Loveはどこかその楽園の君と同じ匂いを感じます。

どちらも美しくて儚さも感じる曲。飯田さんの綺麗な声(マジで羨ましい)も活かされた名曲です。

 

高橋さんは志半ばでthe cabsというバンドを解散した過去があります。

今回はそんな彼の言葉が結局言いたいことでもあるんで最後に添えて終わりたいと思います。