メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

#このラジオがヤバい 的なやつ〜般若から王を引き継いだR-指定と童貞DJ creepy nutsのオールナイトニッポン5月15日放送〜

ここ最近、地上波のTVでその姿をよく見かけるチェケラッチョ集団こと「creepy nuts。自身が昨年からレギュラーを務めるオールナイトニッポン0でもその様子を語ることが多くなりました。

先日の放送では、DJ松永さんがピンで出演したトーク番組について。

僕(あ~そういえば金曜日の夜にTVつけたらなぜか松永が出てたな。顔が引き攣ってたから痛々しくてチャンネル変えたけど

フットボールアワーの後藤さん、YOUさんなど大物が出演するトーク番組でした。この次の日に放送されたゴットタンのラジオ芸人サミットでは、芸人顔負けのトークでその豪腕をぶん回していました松永さんならかましてくれるでしょう。

 

ラジオ芸人サミットのオンエアーをみた松永さん。「いや~面白かったね。3回観たわ」と自画自賛。確かにハネていました。彼らのトークスキルはほとんど芸人のそれです。

ただ、YOUさんとの番組は「全然ダメだった」とだいぶショックを受けている様子。

番組内で彼女の話の流れになったのが運の尽きでした

ご存知の方も多いかと思いますが、松永さんはこれまで恋人がいたことがありません。童貞です(今年で29歳)

以前は楽曲などで童貞キャラを出していたように思いますが、今は

「一週周って童貞ってのがめちゃめちゃ恥ずかしいのよ」

らしいです。

 

「後藤さんオレに振らないで~」と思っていたらしいですが、相手はギターでもツッコミができる後藤さんですから。見逃してはくれません。

結果、松永さんは過去の彼女の話をするという“嘘の供述”でその場を凌いだそう。

嘘をついてしまったという罪悪感からその後はどんどん声が小さくなる真面目な松永さん。

「お金貰って嘘言うってさ、仮にもプロのやる仕事じゃないだろ~」と自分自身を卑下していましたが、相方のR-指定さんはその時どんな反応だったのでしょうか。

R「ふんふん。」「うんうん。」

ほぼ相槌。“ふん”と“うん”しか言ってません。

その相槌は優しい声で松永さんを慰めているようにも聴こえるのですが、ヒートアップしてきた松永さんの言葉の弾丸に一単語も挟めないようにも聴こえました。

先日のフリースタイルダンジョンでラスボスの座を受け継いだばかりの天才ラッパーが、童貞DJの童貞トークに口を挟めないんです

 

というか松永さんまだ童貞だったんかい。最近話さなくなったと思ったら本気で嫌がっていただけなのか。しれっとファンでも食ってると思ってたわ。だいたい童貞こじらせすぎだよ。あとこのブログ何回童貞って書くんだよ

 

話を変えます。

 

フリースタイルダンジョンといえば、この日の放送ではその話が出るのかと思いきや(TVで放送後だったので)、一切話さず。

エンディングではリスナーから「フリースタイルダンジョンの話しろよ!」とメールが届いていましたがRさんは「まあまた今度な」と話すに留まっていました。

 

フリースタイルダンジョンの放送を観ましたが、中学からの憧れの人から認められてラスボスの座を譲り受けるってどんな気持ちなんだろうか。僕には想像がつきませんでした。光栄でもあるし、畏れ多くもあるし、驚きもあるし、恐さもあるし、責任もあるし、喜びもあるし、

というような感情が渦巻いているのでしょうか。

 

この放送で僕が驚いたのは般若さんの引退します宣言と同時に次のラスボスをRさんに譲り、さらにその場でラップバトルまで行っていたところ。これらの一連の流れをRさんはなにも知らされておらず、即興であるラップバトルを文字通り“即興”で行っていたのです

何の準備もないこれが本当の即興です。

 

バトル中、般若さんが「お前にないものとオレにあるもの」、「お前にあってオレにないもの」というようなことを何度か放っていたのが印象に残りました。最後に自分のラップを通してRさんを鼓舞すると共に、ラスボスに就任する彼にもう一度自分自身を見つめなおしてほしかったのでしょうか

Rさんにないものは“タフさ”だそうです。たしかに他のラッパー達に比べると正直弱そうなRさん。根っからの不良ではなく、バトル以外は超低姿勢でビビッてる?と思ってしまう部分もあります。ただ、Rさんはその実力でここまでのしあがってきました。般若さんもそれは認めており、“天才”と言っていました。中学からの憧れの人からこんなこと言われたら、感動してバトルどころではなさそうですが、Rさんはその喜びをラップに込めるように般若さんへ感謝の言葉を綴っていました。その顔はとても嬉しそうで、観ているこっちまでなんだかうるっとしてしまいました。

一方、般若さんにないものは“弱さ”だそうです。捉え方は色々あって難しいですが、不良ではなかったRさんには他のラッパーが持ちえない“弱さ”を持ったラスボスとして君臨してほしいというメッセージなのではと思いました。

金色のガッシュベルでいう「優しい王様」です。

強さではなく、弱者の気持ちを慮れる優しい王様に

フリースタイルダンジョンに新たな風を吹かせてくれると期待しているのではないでしょうか。

戦い終わった後、Rさんの顔に笑顔はあまり見られませんでした。突然とはいえ、自分ならもっといいラップができたのにという悔しさと、これからラスボスを背負っていかなければならないという責任感が重くのしかかったような顔でした。

 

あくまでも一個人の考察でしかありませんが。

 

ついでにもうひとつ考察を書くと、こんな重いバトルはオールナイトニッポン0というおふざけア○ル番組ではそうやすやすと話せないでしょうと、この日のフリースタイルダンジョンを観て思いました(ちょくちょく話している気はしますがバトルや般若さんへの想いはまだですよね)。

 

だから、気持ちがまとまったらRさんの口からオールナイトでこの日の話が聴けることを心待ちにしています。

 

 

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