【正解求む】新卒の女の子とエレベーターで一緒になった時の対応法
ある朝、会社の最寄り駅から会社までの道を歩いていたとき、目の前に同じ会社の社員がいることに気が付きました。
普段の僕であれば、距離をとって、同じエレベーターに乗らないように調整するのですが、その人が今年の4月から入社した女性の新入社員でした。
僕の会社には若い社員が少ないので仲良くなりたいな、話したいなと思いながらも関わっている仕事が異なるので、その機会もなく、どうしたもんかいの~と考えていました。
そんな中巡ってきた一世一代のチャンス。ただ、歩きながら話すには、今まで接点がなさ過ぎる。距離詰めすぎだ。
話しかけるとしたらエレベーターであろう。
そう決心して、彼女の5m後ろにしっかりマンマーク。
僕(しかし何を話そう・・)
最寄り駅から徒歩3分程度で着いてしまうという無駄に立地の良い我が社は、僕に考える余地を与えてくれませんでした。
ここにたどり着くまで僕が考えていたことは(仕事はどう?ってきさくに話しかけるか、いやほとんど初めての会話だ。きさくすぎる。天気の話か?いや5月中旬は暑くもなく寒くもなく過ごしやすすぎる。金曜日だねって話すか?いやそれなんかキモくないか?)といったこと。
過ごしやすくて大好きな5月の天気をこんなにも恨んだことはありません。
そうこうしているうちにエレベーターホールに到着。
僕「おはようございます」
彼女「おはようございます」
エレベーターに乗り込む僕たち。
僕(どうしよう。仕事の話だろうなやっぱり。でもそんな話この時期の新入社員は聞かれ飽きてるよな。上司のこととか話すか?いや~会社に着く10秒とかで終わる話ないわ。なんにしても唐突やわ。あ~もう着いちゃうよ。クソーーーーー)
チーン。
無常にも会社があるフロアに僕たちを何事もなく運んだエレベーターの扉が開きます。
「開く」のボタンを長押した彼女は「どうぞ」と僕に先に出るように促しますが、僕も負けじと「いやいやどうぞ」と手を差し出します。根負けした彼女が先に出て行きました。これが僕の最後に残された意地というやつです。
悔しさに顔をゆがませながらオフィスに入る僕。
これで嫌われたらどうしよう。
これがきっかけでこの会社暗くて冷たい人ばかりだから辞めよーって思われたらどうしよう。
大げさかもしれませんが、彼女の周りは本当に若い人がいないんです。だから余計なお世話ですが、少しでも歳が近い僕が話しかけてあげたかったのです。
「たりない」。圧倒的に。
「たりている」人はあの時どんなコミュニケーションを取っていたんだろう。
あの10数秒のエレベーターに乗っている時の正解を知りたい。
だれか正解を知っている人、こうしたらどう?というのがあればぜひ教えてください。
僕自身も考えて近いうちにこの場で書き記そうと思います。リアクションがあってもなくても書きます。
これはほとんど禊です。
たりているみなさんのお力をぜひ!!