メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

#このラジオがヤバい 的なやつ〜鬼とその子分とべしゃりベーシスト ハマ・オカモトのオールナイトニッポンZERO 10月14日放送〜

ミュージックウィークと題し、オールナイトニッポンとZEROのパーソナリティ全てがアーティスト、アイドル、バンドマンで固められた一週間が始まりました。

月曜の鬼から土曜の全裸パンクロッカーまでそうそうたるメンバーが揃っています。

 

そんな中、月曜日のオールナイトニッポンZEROではOKAMOTO'Sのベーシスト「ハマ・オカモト」さんが担当。

ハ「菅田くん、TOSHI-LOWさんお疲れ様です。今度3人で番組やりましょう。今晩ははっきりいって迷惑です」

という第一声から始まりました。

レギュラーで毎週放送しているわけでもないのに自己紹介もせず始まりました。

もちろん、これは批判をしているわけではありません。この初々しさを全く感じない落ち着いた語り口とこの後90分続いた軽妙なトークがおしゃべり上手すぎベーシストハマ・オカモトなのです。

 

ハマ・オカモトの自由時間

ハマ・オカモトの自由時間

 

 

一言目で菅田さんとTOSHI-LOWさんについて言及したのは前の時間帯を担当していたのがこの二人だったから。酒を煽りながらやってきたTOSHI-LOWさんの武勇伝を菅田さんが終始聞いているという構図でしたが、

菅「バンドマンで一番喧嘩が強いのは誰ですか?」

T「まあ喧嘩が強いのも色々あるけどやっぱりハマ・オカモトじゃない。だって、お父さんあんな恐い反社の人なんだからさ」

菅「ハハハハ。この後ねやりますけども」

という流れでハマさんの名前が出して、その後酔っ払ったままハマさんの番組に乱入。冒頭でも絶対に来ないでくださいといったのも含めて見事なプロレスでした。

 

ハマさんのお父さんは有名な話ですがダウンタウンの浜田さんです。

まさしく“反社”の息子です。この落ち着きも納得です。

ちなみに6年ほど前に親子でラジオ共演を果たしたことがあります。これが後にも先にも唯一の共演だったと思いますが(恐らく今後もない)未だに聴きなおすほどの素晴らしい放送でした。ハマさんの幼少時代の思い出や、二人の関係、お互いをどう思っているかなど興味深い話ばかりだったのですが、この時、ハマさんが20歳そこそこだったというのが驚きです。どんだけ喋れるんだと。

子・ハマさんの番組に父・浜田さんが出演したという構図ではありますが、あのハマちゃんに全く引けを取らないトーク力。DNAなのか環境なのかわかりませんが、素直にすごいな。カッコいいなと思った記憶があります。

個人的な話ですが、ハマさんと僕は同世代、父親と浜田さんも同世代なのでなんとなく自分と重ねてしまったのかもしれません。自分がこんな風に親父と二人で1時間くらい話したらどうなるのかと。。続くのか…

この貴重な親子トークYou tubeに違法アップロードされているので聴きたい人は是非。

 

 

SWITCH Vol.30 No.12 ◆ 浜田雅功 ◆ 誰がためのツッコミか

SWITCH Vol.30 No.12 ◆ 浜田雅功 ◆ 誰がためのツッコミか

 

ハマちゃんみたいなおじさんになりたい。

 

話を戻してこの日のオールナイトでは、開始10分程度で菅田さんとTOSHI-LOWさんが乱入。その際も二人の姿が見えた途端、激しく怒り狂うわけでもなく、嘆き苦しむわけでもなく、

ハ「あ~来るんだ。やだって言ったのに。菅田くんとTOSHI-LOWさん」

とえらいローテンションで実況していました。

酒缶を片手にブースに座る鬼はとにかくハマさんに反社の親の話をします。

T「お前の親は反社だからさ」

ハ「やめなさいよ。あのね、こんなこと言いたくないけど、昔親子でラジオ共演したのよ」

菅「聴きました」

ハ「ありがとうございます。そこでね、決めたんだけどどっちかが死ぬまでお互いの話はしないって。だからね、目の前に酒に酔っ払った鬼がいてもいう。オレは親の話はしない」

T「なんでよ!いやあんなこわいお父さんいないよ。いつもオレはあのツッコミをよけてアッパーでフックするイメージしてるんだから」

ハ「いやもうやったらその通りになりますよ。。」

T「というかうちの子供お前と同じ学校行ってるからオレが弁当作ることになったんだからな!」

ハ「いやそれであんな立派な御本出されたじゃないですか」

T「ハマちゃんは弁当作るの?」

ハ「ハマちゃん作らねえよ!」

T「ゲラゲラゲラゲラ(笑)」

ハ「ゲラゲラゲラじゃないんだよ」

と意地でも父浜田さんの話をしようとする鬼。

しかし、浜田親子の間でそんな取り決めがあるとは。。

また何年かに一度共演でもして欲しいなと思ったのですがこの分だと当分なさそうですね。まあ今更親のコネも使いたくないでしょうし、メジャーデビューから10年近く経って、若くしてベーシストとしてもある程度の地位を築き、父親譲りのトーク力で一人でラジオもできてしまうわけですから。

同じくバンドマンを息子に持つ古館伊知郎はラジオで結構な頻度で息子の話をしていますが。

 

 

鬼とその子分が帰った後は軽妙なトークと優しい語り口で誰かを貶すわけでもなく、大声を発するでもない非常に聴きやすい放送でした。途中、彼が好きな70年代80年代の邦楽をレコードでかけたときには、なんかラジオっぽいな~とベタに思ってしまいました。

あと個人的に気だるそうで鼻にかかったそれでいて高くもなく低くもない声が深夜っぽくて好きです。

今度は是非菅田さんのラジオへ!