メトリブダイアリー

お笑い、ラジオ、音楽(主に邦ロック系)などサブカルなことや日常のことを書き連ねる予定です。一人でも多くラジオを聴く人が増えるといいと思ってます。

オードリーのオールナイトニッポン 〜Mr.綾部とアメリカ 2月1日放送〜

年に一度、全米中が大騒ぎするアメリカンフットボール最高峰の祭典「スーパーボウル」がマイアミで2月3日に開催。11年連続(多分)で日本テレビのメインMCを務めるアメフト大好き芸人オードリーも現地に赴くことが決まっており、ここ数週間は7割方スーパーボウルのことを考えながら仕事をしていたでしょう。
彼らがスーパーボウルとポールダンスというスケールの大きい“THEアメリカ”を楽しみ倒している間、日本の小さな空間で行われている深夜ラジオオールナイトニッポンはこれまで録音放送であることがほとんどでした。

 


しかし、武道館のチケットとグッズの売り上げが良かったからなのか、ディレクター陣がアメリカに行きたいからなのか今年のラジオは現地マイアミから生放送。これまでも山中湖やハワイからお送りしていましたが、過去最も遠いところからの生放送ではないでしょうか。

 

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

 

先生の相方が来ます。


放送は「この前特番を収録してね」と、マイアミを触れずにスカすというなんともオードリーらしい導入から始まりました。
そしてオードリーらしいといえば、予定調和をぶっ壊すというのもまさにそれでしょう。
若「この後、CM明けにね、綾部くん(ピース)が乱入してくるんだけどさ」
春「フフフフ」
若「さっき、部屋入ってきて乱入するからって言ってたからそうはさせるかと思って今言っちゃいましたけどね」
春「そうだね。どんな顔していればいいのかわからないからね」
若「いや、春日さんは驚いた顔やってよ」
春「まあそうだね。私は乗っかっておかないとね」
主犯はもちろん若林さん。Mr.綾部の打ち合わせをしておきながら、乱入するというヤリを告発し、春日さんにそこは乗っかってほしいというヤリを強要するのが恐ろしい。
実際、綾部さんは乱入しても「あのバカDとバカPがさ」とスタッフをやり玉に挙げているのに対し、春日さんは「乱入してきたね~」と何度も言っていたところが従順です。

 


個人的にここ何年かはスーパーボウルでオードリーと絡んでいる時にしか見なくなってしまったという印象のあるMr.綾部ですが、そのトーク力はやっぱりすさまじく、本人はスキルが落ちたと言っていましたが、それすらも笑いにするあたり、ピカルのエースは伊達じゃないです。
綾部さんも交えて「ひろしのコーナー」でワニに噛まれるのを期待していたのですが、コーナーがすっとんでしまうほど盛り上がり、気が付くとMr.綾部退場の時間になってしまいました。
まあオープニングトークがいつものごとく長すぎたというのはあるのですが。。
春「もう今、何年目?」
綾「2年だね」
若「まだ2年なんだ。毎日、どんなことしてるの?」
綾「とりあえずアメリカを見ているよね」
若「(笑)それさ、去年も言ってたよ。アメリカを見ているって」
綾「あ、言ってた? だから見てるっていうだけよ、まだ。若ちゃん、別に見るのは自由じゃん?」
春「確かにね」
綾「俺の唯一特技は、いろんなとこに行っても、その初日のテンションをずっとキープできるっていうところだから」
若「ちなみにさ、英語は喋れるの?」
綾「英語はね、ほんとに難しいね」
春「え、まだ喋れないの?」
綾「逆に聞きたいんだけどさ、英語話せて2年もいるのと英語話せないのに2年いるのどっちがすごいと思う?って話だからさ」
綾部節が炸裂します。喋りのスピードと量がものすごいんです。

 


若「綾部君はさ、ヒューストンの人たちとテキサンズの試合を見てたんでしょ?」
綾「そうそう。ヒューストン出身のギャングのやつらとね」
春「何で知り合いになれるんだよ!」
綾「ホントすごいよ。だって胸にでっかく「TEXAS」ってタトゥーが入っているんだからさ。これ皆さんが思っている5倍大きいですから」
若・春「ハハハハハハハ」
今や日本でもトップクラスの実力を誇るオードリーの冠ラジオでパーソナリティを食ってしまうほどのトークを見せつけます。
そうかと思えば全くぴんとこない例えや令和2年にエド・はるみのモノマネをしてみたりと、やはりどこかブランクを感じさせて隙をみせるのもMr.綾部。

顔は良いし、華があってすごいスターに見えるのに、攻められたりしたときに早口でまくし立てて結局負けちゃう感じが、小物感あってそのギャップがなんか面白いんですよね。この日着てた派手派手な特性NFLジャケットもカーテンの素材で作ってたと言いますし。。

 


ちなみに、スーパーボウルの結果予想も行っていました。
春日さんも綾部さんも49ersの勝利と予想していましたが、結果は・・・ここから先ネタバレです。

 


チーフスが逆転で50年ぶりの優勝に輝きました。「やっぱりね~相手に攻める時間を与えなければいいんだから」とか言っておいてしっかり負けちゃうのもやっぱりMr.綾部です。

これで、NFL倶楽部でロケの裏側を見た後はまたMr,綾部は1年間見ることはできないのか。。ニューヨークのチームを取材するときくらい出てきてほしいですが、、
来年は英語が喋れるようになっていることを願います。